周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ228 

2012/07/16
Mon. 23:32

今日は午前中から、娘二人を連れて代々木公園へさようなら原発10万人集会に出かける。

母ちゃんと3歳になったばかりの波留も行く予定だったが、かなり暑くなりそうなのと、相当人が集まることが予想され大変だろうと判断し、二人は留守番となった(結果的にこの判断は賢明であった)。

すっかりリュックを背負って遠足気分の、小4と小1の娘二人と電車に乗れば、親子でお出かけのそれがデモであるということが、誇らしくもあり逆に何とも不憫な気もして実に複雑(けれど、ファッキンTDLなぞに連れて行かされ、非現実のママゴト遊びに興じるより父の気分は正直よほど晴れやかである)。

この日も阿佐ヶ谷あるぽらんマスターの佐々木さん呼びかけによる、阿佐ヶ谷(酔いどれ)ゆるデモ隊の一員として加わるべく、原宿駅の竹下口で待ち合わせるが、駅前はお昼過ぎにはすでにもの凄い人でごったがえしている。
機転を利かして駅ホーム内で、買ったパンを娘に食わせて昼飯を済ませたまでは良かったが、トイレに行けない。

ならばと、道路挟んだ駅前のGAPに初めて入り、トイレに行くが、こ洒落た店内のくせにトイレは少ないというふざけた造り(確か渋谷のファッキン109もそうだったな)で、すでにここも長蛇の列。
仕方ないので我慢して(トイレに行きたいのは父だけ)、店前でゆるデモ隊と待ち合わせて無事佐々木さんたちと合流。

長蛇の人の流れに沿って集会会場であるイベント会場に何とか辿り着き、拠点を見つけ娘を連れてとにかくトイレ探し。
こういう時はメイン会場からなるべく離れたトイレに行くのが懸命であることを、長年の脱糞ライフで習得しているので、迷わず会場一番奥のトイレを目指す。
途中様々なブースがあり、いろんな政治団体、時代がかった歌声サークルから過激派残党らしき人たちの集団を好奇の目で見つつ、人波をかき分けて進む。NHKのふれあいホール入り口には“トイレのみの利用はご遠慮下さい”とケチな看板が出てる。

会場外の公衆便所は案の定空いていて、多目的便所に一緒に入り3人順番に用を済ます。
この時点で、予想以上に暑く、下の葉生はしんどそうだったので、売店で二人にかき氷を買ってやり一息入れる。

スピーカーから集会の声は聴こえるが、とにかくすごい人でとてもステージを観ようという気は起こらない。
この時点ですでに10万人は超えたという声もあちこちからした。

PM1:30のデモ出発は遅れ、それでも3コースの内の市民団体が歩くコースである、明治公園方面のわりと先頭の方について、ゆるデモ隊もいよいよ出発!

しかし、あまりの人数で公園から原宿駅辺りまでがなかなか進まず辿り着かない。
そして、照りつける厳しい陽射しと照り返しの暑さに、汗はとめどなく流れる。水筒にたっぷり入れてきた氷水を、茜と葉生は何度も飲み暑さに耐える。二人にあおぎ続けた反原発団扇は、100円ショップ製ゆえか柄が取れてしまい、気休めにもならなくなった。
いよいよ葉生が「足が疲れた~。気持ち悪~い」と音を上げたので、父は葉生を肩車しそのまま明治公園まで歩ききる覚悟を決める。

直にデモは進み出し、原宿駅前ではいつも以上にギャラリーも多く、大げさなテレビリポーターが「ものすごい人です!」なんて言いながら、テレビカメラの前で実況していた。
毎週金曜日の官邸前、そして今日(昨日は2回目の船橋で野田やめろデモがあった)、あきらめるのと変わり身の早さが得意と思っていた日本の民が、これだけしぶとく何としてもという執念まで感じさせて原発を止めるためのデモを続けている。すごいことだ。
しかし、何度も書いてるけれど、ぼくはどうしても大衆を信じられない。あくまで個人の意志と思いで参加出来る限りは参加するというスタンスで、今日もここに来て歩くだけだ。原発は一刻も早く止めたい。そして、原発の動かない世界に一刻も早く試されたい(だから、大飯の再稼動は本当に腹が立った)。

表参道へと続く、個人的にはとにかく大嫌いな通り(それでも高校生の時は、電車で2時間くらいかけてわざわざクレープなんかを食いに来た)を、娘らに「よ~く見とけ!ここが日本のクソファッションの最先端の場所だ。AKBの連中なんかもここでパンツとか買ってんだぞ!」などと、いい加減な事を言いながら歩く。

デモはみんな好きなように音楽を流したり、シュプレヒコールをしたり、ゆるデモ隊のように手製の横断幕を広げたりして、とにかくこの間の脱原発市民デモで確立されて来た自由なスタイル(組織動員集団は知らぬが)。

途中水筒の水がなくなり、デモ隊から一たん抜けて自販機で水を買って急いで列に戻るとゆるデモ隊の人が、後ろから「はいっ」と言って娘二人にアイスをくれる。
すると、もうダメそうだった葉生の顔にとたんに生気がよみがえり、すたすたアイスをなめながら歩き出したのには、その子どもらしさに驚き笑うと共に、差し入れに大感謝であった。

そして、いよいよゴールの明治公園に着くと、赤旗の号外が配られていて(他の新聞もあってほしかった)、代々木公園にあふれんばかりの群集が写された航空写真の一面に、なんと17万人が集まったと書かれていた(ちなみに警察発表7万2千人って、ホンとふざけてる)。

デモが流れ解散した後は、ゆるデモ隊の本編とも言うべき(?)恒例の居酒屋での打ち上げ。
実は娘二人は、この居酒屋とめったに出来ない外食がデモ参加の一番のお目当てである。
この日もあるぽ若手常連のL君が、ばっちり千駄ヶ谷で良い感じのお店をリサーチ済み!
茜曰く、居酒屋の庶民的な雰囲気が好きで、肴の一品料理も美味いとのこと。しかも、グビグビ飲みながら(今日のビールも美味かった)交わされる大人たちのゆる~い居酒屋トークを聞いたり、話に加わるのも楽しいらしい。う~ん、末が恐ろしい気もして来た。

当然ながら、特に葉生などはこのデモの意味とか目的は良く分からない。
それでもこういう現実に、大人たちが声を上げ関わり(そのモチベーションの多くを占めるのは「子どもを守りたい」という思い)、その中で少しでも楽しくやって行こう(生きて行こう)としている姿を見せてあげられるのは、ぼくは常々親として幸せなことだと思っている(て言うか、ぼくはこれしか親としてしていない)。
この脱原発デモが、これだけ息長く継続しているのは、もはや大人たちが自分達のためでないところで行動しているからなのかもしれない。

嘘か本当か「また行きたい」と言う娘達に、目が細くなるばかりの父であった。

今宵のBGMは、ソウブラ新作CDのラフミックス音源CD-R。自画自賛になるのでコメントは控えます(笑)。
BGドリンクはトマトジュースでした。まだまだ、「廃炉!」でロケンロール!




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この記事に対するコメント

お疲れ様でございました。

あなたらしい1日に乾杯(^^)/▽☆▽\(^^)

居酒屋トークはすてきですが、お嬢さんたちの前でアダルトなお話はご注意下さいm(__)m

あねご #- | URL | 2012/07/17 12:28 * edit *

て言うことは、娘二人を風呂屋に連れて行った時に、毎度風呂上りに女湯の様子を聞くのもNGか・・・(笑)。

五十嵐正史 #- | URL | 2012/07/17 22:48 * edit *

さようなら原発10万人集会、お疲れ様。
こっちも家族で参加。趙博さんや李政美さん&矢野さんのステージを観てから、渋谷方面のデモに合流して駅まで歩きました。あの暑さの中、みんなよくやったと思います。
新聞やメディアの扱いに相変わらずの格差を感じます。がんばれ東京新聞。

山村タケサンシン #- | URL | 2012/07/18 18:41 * edit *

原宿通りが大嫌いになったのは、
高校男子生の青い期待が壊れたトラウマから?
な~んて母親目線で想像してしまった(^^;; ゴメンなさい!
こちらも古い友人とデモで会えたり収穫でした(^-^)
お疲れ様でした!

スズキ #- | URL | 2012/07/19 11:59 * edit *

タケサンシン一家もお疲れさんでした。
江上さんやスズキさんも、この日はみんな色んな歩き方で参加していたのですね。
それにしても、スズキさんの母親目線はするどいですね~(笑)。
まったくその通り!原宿さえ行けば、湘南さえ行けば自動的に女の子と知り合いになれて、お付き合い出来るものだと、結構本気で信じて食いたくもないクレープを食いに出かけていた青い高校生だったのです(バカ)。
要するにその逆恨み、逆ギレが今もあの街に対してはありまして・・・だって、カップル多いんだもの!(しつこいなぁ)。

五十嵐正史 #- | URL | 2012/07/19 23:06 * edit *

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