周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

吉祥寺音楽祭ストリートライブ終了! 

2012/05/01
Tue. 23:39

昨日(30日)はベースの浅田君と、井の頭線吉祥寺駅改札出た所で待ち合わせ、アンプを転がしながら北口の平和通りに出てまず、その人の多さに驚いた。

いつも以上に、歩行者天国と化した通りには人があふれ、サンバカーニバルよろしく派手な衣装のお姉さん達が大音量の音楽と共に踊っていた。
その1時間後に同じ場所でライブをするのがにわかに信じられない。だいたい俺達の出る幕なんてあるのか?って気になって来るほど、吉祥寺音楽祭は超メジャー級の大きなイベントであった。

まずは、吉音実行委員長であるのろのマスター加藤さんに挨拶をして(今回ソウブラは、この実行委員長推薦でホコ天ライブ出演が決まった)、他の出演者達と共にストリートライブのルール説明を受ける。

ホコ天となった平和通りに青いテープで囲われた8つのブースが作られ、そこが一バンドずつ割り当てられPM4:00のスタートと共に一斉にライブを開始する。終了はPM4:45で、PM5:00にはホコ天が解除されバスが走り出すという流れ。
音は隣のブースに聴こえない程度にそれぞれしぼって演奏する。音が大きいと判断された場合は実行委員から注意を受けて音を下げること等を確認する。
機材はマイクも含めてすべて自分たちの持込みなので、我々はいつもスペースCで使っているマイク&スタンド、新宿中央公園で使っているアンプを持参。

ダンスパフォーマンスが終わっても人通りが絶えない路上でセッティングをしながら、さすがにいつもと勝手が違う雰囲気に戸惑う。PARCOの左前方辺りが我々ソウブラの路上ステージ。PARCOとソウブラなんてまったくミスマッチな取り合わせ。はっきり言って、新宿中央公園の方が断然居心地良くしっくり来る。

そしてPM4:00になり、のろでお世話になっているヒロミさんから合図をもらってライブスタート。
その頃には、心の友U君やあるぽらん若手常連のL君も友人と共に、ソウブラギャラリーとして前に陣取ってくれた(後からS嬢も来てくれる)。せっかくの花の吉ジョージ、思い切りぶちかまさなきゃ損損!

1曲目からノリの良い「新しい日々」でスタートして歌うが、直に両隣のブースからドラムの音がガンガン聴こえて来て、その音量は自分達の演奏している音も見失いそうになるほどであった(と言うか、何度かホンとに見失った)。
思わず「これはルール違反では?」と思ったが、ボリュームが下がる気配はない。乗っけからやりにくさを感じながらのストリートライブとなった。

曲はだいたい決めておいて時間を見ながら選曲することにしていたが、この周囲の音ではバラードはとてもじゃないがむずかしい感じなので、急きょ曲順をアップテンポの曲優先に組み替える。

自分達もさることながら、聴き手に音が届いているか心配なので、歌の合間に「聴こえてますか~?」とたずねる。決して聴きやすくはないようだったが、それでも「聴こえている」ということなので、それを信じて歌うことにする。すると、乱れそうになっていた気持ちも落ち着き座って来て、「音量で他と対抗するのではなく、逆にこじんまりでも俺達ならではの音を聴いて楽しんでもらえば良い。大勢に訴えるより目の前の一人にメッセージを届けよう」と切り替えて、吉ジョージで思い切り「廃炉!」を叫んだ後に、あえてバラードの新曲「たまゆら」を歌う。バンドメンバーみんな必死になって曲を見失わないよう演奏する。ぼくはひたぶる歌に魂を込める。

ギャラリーは決して多くは無いが、それでも手拍子したり体を揺らしたりしてノッてくれる人たちが居て、手応えは決して悪くない。時間がもったいないのでお客さんをいじりたくなるのを我慢してMCを控え(挙句「本当はしゃべりたいんだけど、時間がなくてあまりしゃべっていられないんです」ってMCを何べんもした)、あまり間を空けずにガンガン演奏した(結局45分間で8曲歌った!)。
後半にも意地で、相変わらずの両サイドからのドラム攻撃の中、もう1曲バラードの「2011年3月20日の満月」を歌う。とにかく歌いたい歌をちゃんと全部歌い切りたかった。

最後は「がんばれとか、絆とか良く言われているけれど、世の中まだまだ理不尽なことが一杯あって、ぼくらはそれを見つめロックし続けます!」と咆哮一発してから「ライク・ア・ローリング・ストーン」を力いっぱい吉ジョージのストリートにぶつけて、ソウブラ初の吉音ストリートライブ、全力投球の45分間はぴったりPM4:45に終わった。

終わってみれば、歌いたい歌を歌い切った満足感があり、やはり路上ライブならではの解放感も楽しむことが出来た(かなり必死だったけど)。

ライブ後は、大荷物抱えて居酒屋に移動して生ビールを飲む飲む。さらに、店に顔を出すと約束していたのろにはしごする。
「遅かっな~」と加藤さんに言われながら店に入れば、店内には今日ホコ天ライブに出演していた他のバンドの人たちも来ていた。加藤さんの音頭で「お疲れ様!」の乾杯をして、さらに飲む飲む。

自分達のライブのことでいっぱいで、他の出演者の演奏など当然聴けるはずもなかったが(聴こえて来たけど)、どのバンドもかなり実力派揃いで、客をひきつける個性的なパフォーマンスを繰り広げたらしい。
話によれば、どうやら出演した8組の中で、ぼくらが一番投げ銭、ギャラリー共に少なかったみたい。
けれど、ぼくにとっては、自分たち流のやり方で自分達の音楽(ロック)をやり切り、少なくても(ぼくらには全然少なくないのだが)立ち止まってくれた目の前の人に、確かにそれを届けられたれたことで、もうそれで十分。

遅くまで付き合ってくれたU君が杯を重ねて、珍しく熱く「ソウブラは、演奏も機材的な音量とかも含めてずっとこのスタイルでやって下さい!」と語ってくれたのには、メンバー一同とってもうれしかったはず。
ありがとう、U君!心の友よ。

今宵のBGMは、ボブ・ディランの69年発表の「ナッシュビル・スカイ・ライン」。
ぼくの生まれた年、あのウッドストックの年に出された、ディランのカントリーアルバム。
当時「タバコを止めたら声が良くなった」とうそぶいて話題になった、能天気なツルツルの声で軽やかに歌う28歳のディラン。何とも時代に対して挑発的なある意味パンクなアルバムだと思う。
ぼくは20代の頃からこのアルバムが大好き。それでも、「北国の少女」はずっとオリジナルの「フリー・ホィーリン」バージョンの方が好きだったけど、最近ではこのアルバム1曲目でジョニー・キャッシュとデュエットしているどこか適当なバージョンの方が、俄然良くなって来た。毎晩ぼくはスルメを噛みながら、仮眠後の酒を飲みこれを書いているが、まさにこれはスルメなアルバムだ。ボブ・ディラン畏るべし!

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!

吉音ストリートライブセットリスト
①新しい日々
②暮らしという名のラブソング
③廃炉!
④たまゆら
⑤抵抗の歌
⑥2011年3月20日の満月
⑦周辺暮らしのロケンロール
⑧ライク・ア・ローリング・ストーン
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この記事に対するコメント

タノシイゼタノシイゼ。なのか~。
僕の言う職場出世は嫌な事。責任を負わされ、押し付けられ、やり遂げても何もない。今日も、明日もまたどんな残酷な日がやって来るのだろう?
人に対する仕事は発見が沢山ある。
ただ、組織や事務、決まり、ルールってのは苦手だね。
80、90歳過ぎた人だって自分で生きて行きたいハズなんだ。
それを、家族や俺らが決めてどうする。
ロックには出世はないか。同感だな。介護も賃金出世はないよ。最初から毎月14万円。ボーナスあったりなかったり。
ワイルドだろう?だけどなんだかやりたいんだよね。
ストリートライブ。不利な条件大好きなんだよな。

五十嵐 仁 #- | URL | 2012/05/03 09:09 * edit *

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まとめwoネタ速neo | 2012/05/06 03:06

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