周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ170 

2012/02/28
Tue. 23:27

仕事から帰宅して、実に久しぶりの感じで母ちゃんと子どもらとゆっくり夕食を囲む。

ライブの準備で忙しい時は、夕飯食ったらさっさと布団を敷いて仮眠してしまい、家族が寝る頃起き出して活動していたので、あまり話も出来なかった。
自分では気付かないが、母ちゃん曰く、ぼくは何かを考え込んでいたりライブの間近になると、周囲にバリアを張るごとく、どこか人を寄せ付けない雰囲気を出すそうだ。そのせいか、先週までは子どもらもあまりぼくに寄って来なかった。

その反動だろうか、ぼくがクラシックラガーの栓を抜いてビアグラスに注ぎながらテーブルに着くやいなや、3人の子どもらが一斉に話しかけて来る。
茜は、春休みに友達グループで初めてバス、電車を乗り継いで新百合ヶ丘に遊びに行く話、葉生は先日いただいた入学祝のジュエルペットの筆箱自慢、波留は・・・何言ってるのかいまひとつ良く分からないが「しめ~!(死ね~!)ホンゴー!(本郷!)」と叫びながらライダーごっこを仕掛けてくる。まぁ、うるさいことうるさいこと。

これで誰かの話をおろそかにすると、ケンカが勃発するので(特に茜と葉生間と、葉生と波留間)いちいち答えてやらねばならない。
茜には「みんなで万引きなんかすんなよ!」と答えたら、台所の母ちゃんが吹き出して「何を言うのかと思えば・・・」と爆笑。「するわけないでしょ!」と茜、「いや、ガキだけで遠出するとなんだか気が大きくなって来て、隣町のグループにケンカ売りたくなったり、なんか悪いことしたくなるんだよ」と父。「はぁ?いったいそれ誰の話!?」と茜。「父ちゃんが子どもの頃、関宿(父の故郷)から隣町の野田や庄和町に乗り込んだ時の話」と会話は弾む。その間、葉生の筆箱を「良いねぇ~」とコメントして、波留のキックを受ける。

茜が「お昼をどこで食べるかで悩んでるんだ」と言うので、「うむ。ちゃらちゃらしたマクドナルドみたいなファーストフードなどに入らず、ぜひ箱根そばで食べなさい。安くてみんな腹一杯になるぞ」とアドバイスしてやった。

それにしてもぼくに似たのか(母ちゃんの説)、我が家の子どもらはみんな話好きのようで、ぼくが不在の時はこれを一手に母ちゃんが引き受けているわけだから、実際かなり疲れるであろう。

この間、葉生の入学準備やら4月から始まる団地の大規模リフォーム(玄関を取り替え、窓枠と窓も替えて外壁も塗り替える)の準備などは、全部母ちゃんにお任せで、ぼくは現金の入った給料袋をいつものように母ちゃんに渡しただけだった(ぼくの職場の給料は現生手渡し主義)。

懸案だった葉生の勉強机を含む子ども部屋の配置替えも、いつの間にか母ちゃんと子どもらで工夫してやっていた。
ぼくは昭和の暮らし博物館で見て気に入り、団地に引っ越した際に購入して、現在自分の部屋のPC台にしている文机を、古道具屋かリサイクルショップとかで見つけてきてあげようかと思っていたのだが、結局現在茜が使っている、20年近く前にぼくが妹からもらったテーブルの真ん中にテープを貼って境界線を作り、茜と葉生で向き合って勉強することにしたとのこと。
それはやりにくいんじゃないかと思うのだが、姉妹はその自分たちの創意工夫にとても満足しているので、しばらくそれで様子を見ることにする。

なければないで何とかするたくましさは、ぼくの子どもの時よりも、この子らの方があるかもしれないと思うこの頃。

それもこれも、周囲が所有している物をぜんぜん気にしない両親の、あくまでケチな教育方針の賜物か(笑)。

今宵のBGMは、ボブ・ディランの75年作品「血の轍」。言わずと知れた大名盤。
人生の苦味が詰まった実に味わい深い作品集です。「きみは大きな存在」、曲を借りた「嵐からの隠れ場所」、「愚かな風」(初期の日本語題は「白痴風」でした)が特に大好き。
“白痴の風、頭蓋骨を取り巻くように吹く グランド・クーリー・ダムから国会議事堂へ 白痴の風がいつもきみ が歯を動かすたびに吹いている きみはばかだぜ まだ息のしかたを知ってるだけで奇跡だぜ”(愚かな風)
去年の3.11以降、ディランの歌を思い起こすことが実に多い・・・。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!



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この記事に対するコメント

子どもたち3人がワッと五十嵐さんの周りに集まってわいわいやってる様を思い浮かべて、何だか幸せをお裾分けしてもらったような気持ちになりました。

私自身も姉と弟の3人兄弟。上とは2歳差、下とは年子で、両親はさぞ大変だったろうなぁと今になって思います。

小さい頃は喧嘩をしながらもよく遊んだし、楽しかった記憶ばかりです。兄弟がいて良かったなぁと思います。

また3人のエピソードを楽しみにしてますね♪

うめだゆかり #- | URL | 2012/02/29 20:53 * edit *

茜ちゃんもいよいよ「光る水」の年代なのですねv-238
『とうちゃん!』とかたられる今しか味わえない時間を大切にしてください。
歌は死ぬまで歌えても、幼いわが子に触れられるのは今だけです。

あねご #- | URL | 2012/03/01 01:51 * edit *

想像が鋭すぎます!

「ガキだけで遠出するとなんだか気が大きくなって…悪いことしたくなるんだよ…」って,さすが五十嵐父さん!
私も息子二人のそれ系の事件,お店や学校に頭下げに行ったのを思い出します(苦笑)

奥様も大変でしょうけど,お二人とも今がまさに花!
ウチは下が高校生になったら部活やバイトで息子らは帰りが遅くなり,
夜9時に「ただいまぁ」と最初に帰ってきた相方を見た日のガックリした気持ち,一つの時代が終わった区切りとして忘れられません(^^;)
確実に来る静かな日まで,どうぞ楽しんでガンバってください。

スズキ #oNYhJN7E | URL | 2012/03/01 21:15 * edit *

楽しかった記憶がいっぱいあるってことは、うめだ家も相当にぎやかだったんだろうねぇ。
我ながら、ちょっと子どもに遠慮がなさ過ぎるかなぁと、まれに反省する時もありますが、俺と母ちゃんが両親で、うちの子らもホンと幸せモンだと思いますよ(笑)。
ドタバタ子ども話、これからもお楽しみに~。

あねご、分かっちゃいるけどね~。
特に最近茜がベタ~っとくっついてくるかと思えば、急に「親父うるせぇ~」みたいな態度になるし(確かにうるさいんだけれど)、だんだんむずかしい年頃になって来てますよ。
シンプルなチビスケに癒されています(これもいずれ可愛くなくなるのだろうけど・・・)。

スズキさん、男の子はやはりどうしてもやっちまいますよね~(笑)。
私もお袋に相当謝りに行かせたクチでして・・・へへへ。
「情けない」と言いながら泣くお袋の姿がいまだに脳裏に浮かぶ次第。
でも、子どもらといつか大人同士の付き合いが出来る日を、なんとなく憧れたりもしています。
まだまだと思っていても、きっとあっという間に子どもは大きくなってしまうでしょうから、やっぱり今を存分に味わって、これからもおもしろおかしくここに書いて行きます(笑)。

五十嵐正史 #- | URL | 2012/03/01 23:54 * edit *

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