周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ99 

2011/09/28
Wed. 23:12

今日は昼前から、作業所の利用者と京浜急行蒲田駅近くにある産業プラザPIOに行き、城南ブロック障害者就職面接会に参加する。

総数100を超える企業が集まり、PM1:00~PM4:00までの時間内で、受けられるだけの面接を受けまくるという会で、主催は品川、大森、渋谷のハローワークの共催。

ぼくは企業への同行面接には何度も行っているが、こういった集団お見合いのような面接会は初めて。
良く利用している大森ハローワークの障害者相談員さんから勧められて今回エントリーしたのだ。
次から次へと障害者雇用を目指し会場にやって来る人たちと共に、受付を済ませ会場の人となる。

しかし、ぼくが就職した20年近く前とは隔世の感がある。
当時、精神障害者には障害者雇用の門戸が開かれていなかった(2005年度まで法定雇用率に算定されなかった)。
ハローワークに同行しても、精神障害者というだけで、相談員に「障害隠して一般で行ってください」と言われるばかりだった。
ある時なんか求職相談に来る精神障害者によほど困っていたのか、相談員に「作業所はなにやってるんだ!」といきなり怒鳴られて、ぼくも「聞き捨てならん!」と応戦して散々言い合いしたこともあった。

それが、こうして(当たり前のことだが)他障害の人たちの中に入り障害を伝え、堂々と面接を受けられる。
けれど、依然精神障害者の雇用者数は全国で1万人に満たない(2010年度厚労省調べ)。ちなみに身体障害者は約27万人、知的障害者は約6万人だ。

会場の長机にびっしりと企業の面接官が並び、番号札を取って面接の順番を待つ。肩が触れ合いそうになるくらいお隣と接しているので、内容は丸聞こえだし、こちらもなるべく大きな声を出さないと聞こえない状況。

会場内にベテランの区立の知的障害者施設で働く知人を見つけたので、面接の要領などを聞く。
その人によると、時間内で4つ面接出来れば良い方とのこと。確かに人気のある企業なんかはあっという間に10数人待ちになる。

ぼくなどは、就職活動などしたことがないに等しいので(受けたのは今の職場だけ。しかも「作業所のくせに就職試験なんてあるのか」と不遜にも思ったくらい。でも思えばのどかな時代であった)、こういう時の押しとか愛想とかが苦手だ。当然面接を受ける利用者もそう。けれど、一生懸命就労を目指している気持ちをこちらもなんとか叶えたいと奮闘するのみ(と言いながらスーツも着てこない私)。

結局PM4:00までギリギリがんばって4社の面接を受けた(2社目まではわりとスムーズだったが、次まで1時間近く待たされた)。さすがに疲れた。ヘトヘトだ(基本的にぼくは隣に座ってスマイルしながら、頃合いを見てジョブコーチ派遣の話をし(この制度今一つ定着してくれない)、その人を推薦する言葉を述べるのみなのだが)。

がんばって4つも受けた利用者の労をねぎらって会場を後にし、ちょっと早めに帰路につく。
川崎始発の登戸行きの南武線に乗り換えて、MDウォークマンでボブ・マーリーの「アップライジング」を聴きながらあっという間に爆睡。目が覚めたら終点登戸だった。

半分寝ぼけながら登戸駅中の本屋に立ち寄り、音楽コーナーでピーターバラカン著の「ピーター・バラカン音楽日記」を購入。
ぼくはこの人のおかげでずいぶんいろんなミュージシャンを知った。特に、ヴァン・モリソン、ウォーレン・ジヴォン、ジョン・ハイアット、ティナ・リウェンなどは、バラカン氏のラジオ「ウィークエンド・サンシャイン」で聴いて大好きになった。

でも生涯忘れないのは、25年ほど前に氏が司会をしたNHKの番組でBBCの音楽番組を放映し、そこで初めてクラッシュのライブ映像を観たことだ。あの時のジョーストラマーのパフォーマンスに、ぼくは雷で打たれたような衝撃を受けた。17歳の時だ。

寝る前とか便所などで、リラックスして読むのに最適の本だ。

今宵のBGMは、サハラ砂漠の遊牧の民トゥアレグ人たちのバンド、ティナリウェンの2009年発表の「イミディワン~アフリカの仲間たち~」。
このバンド、砂漠のブルースと評されているが、独特のグルーヴで何かを唱えるようにロックするバンド。ぼくから言わせればアフリカのチャンプルーズかウェイラーズ。
この人たちに西洋のロック(ジョン・レノン、ボブ・マーリー、ボブ・ディラン)を教えたのは、なんとあのカダフィー大佐。この人すっかり欲ボケになってしまったのかもしれないが、石油利権狙いの民主主義の押売り屋NATOにはただただ鼻白む。

BG酒はトリスハイボールでした。ではまた、ロケンロール!

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この記事に対するコメント

ティナリウェン♪

大好きなバンドなので
名前を見つけてうれしくなって出没~!(笑)
「アマン・イマン~水こそ命」もご機嫌なアルバムです。
どこにもない音。独特のリズム。
かっこいいですよね。彼ら。

さくら #T/baKjHk | URL | 2011/09/29 10:51 * edit *

おお!さくらさん、やっぱり趣味合いますね~。
さすが、アルマジロ同士(笑)。
以前、さくらさんもブログで“ティナリウェン”のこと書いてましたよね。
なんか行ったことないけれど、彼らの音を聴いているとサハラ砂漠が浮かんでくるんですよね~。風景の見えて来る音楽(歌)は、やっぱかっこいいです。
今夜は「アマン・イマン~水こそ命」聴いてます。ライブ観たいなぁ~。

秋田羽後町ライブ、お疲れ様でした。楽しくうれしく読みました。

五十嵐正史 #- | URL | 2011/09/29 22:47 * edit *

ご心配かけました!

今日のレントゲンでね。
肺はカンチさん(笑)

さぁ、明日のライブ、ハッスルしちゃうぞぉ。

ちきんベース #- | URL | 2011/09/30 19:45 * edit *

ちきんベースさん。
肺にカンチがいたら、って想像したら
結構息苦しいかも。(笑)
肺に「おっさん」って…しんどない?(爆)

くれぐれもお体は大事に…ね。

さくら #T/baKjHk | URL | 2011/10/01 10:43 * edit *

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