周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

吉祥寺 

2011/01/21
Fri. 00:12

昨夜(19日)は、仕事帰りに吉祥寺駅で森田君と待ち合わせ、22日にライブをさせてもらう「のろ」にあいさつがてら飲みに行った。
作業所通所者の就職面接に同行して、そのままあがれたので早めに吉祥寺に着き、久しぶりに夕闇の井の頭公園へ。公園前の通りを歩くのは本当に久しぶり。95年から96年くらいにかけて月1~2回、ソウルブラザーズは井の頭公園で路上ライブをやっていた。マイクなしの生音で、太鼓も入れた総勢6名くらいで土曜日の午後に毎回3時間以上は演奏していたと思う。
終わると吉祥寺で飲んだり、ある時期から、阿佐ヶ谷まで行きあるぽらんで腰を落ち着けるようになった。地道にけっこうやったのだが、何度も公園管理の方に怒られたり、ほとんど電気は使っていないのに「うるさい」「寝たきりのお年寄りの具合が悪くなる」などと散々な苦情の言われようだった。
そんな事が続くとだんだんこちらも卑屈になって、「どうも俺たちは吉祥寺という街に拒否されているようだ」という気がして来て、別の場所でのライブもだんだん出来るようになったので、いつしか井の頭公園には行かなくなった。公園通りの有名な居酒屋Iやにも何度か行ったが、残念ながらあまり良い思い出がない。
そもそも井の頭公園でライブをやったのは、やはり吉祥寺に憧れがあったからだ。それはぼくらの大好きなシンガーの高田渡さんのゆかりの街であり、どこかローカルな雰囲気漂う独自の文化圏の街というイメージを持っていたのだ。
あれからもう15年、ずいぶん変わった所はあるものの、相変わらずの雰囲気漂う井の頭公園の、かつてライブをしていたあたりのベンチに座り、しばし一人で思いを巡らした。
森田君と落ち合い、公園とは反対側の北口に出て、去年からすっかり通い慣れた繁華街の中のみその通りを入り、小さな店が密集した一角にある「のろ」の扉を開ければ、長髪にひげの年季の入ったスタイルのマスター加藤さんが「おう、今年もよろしくな!」と笑顔で迎えてくれる。
実は「のろ」は元々公園側にあって、地下の100人位入れるのではという広い店で30年以上続いていたのだが、惜しまれながら閉店し、昨年現在の場所に移転して再開した。森田君は前の店にも何回か行っていて、ぼくは2年くらい前に1度だけ飲みに連れて行ってもらい、常連だった高田渡さんがまるでそこに居るかのような雰囲気にうれしくなったものだ。
15年前ついぞ吉祥寺の街でばったり出会えなかった高田渡さんと、30年以上の付き合いだった加藤さんの、渡さんとゆかりの深い店「のろ」で今ゆっくり酒を酌み、ライブの話をする。思わず「吉祥寺って良い街だよなぁ」って言いたくなりながら。
今宵のBGMはリチャードトンプソンの「スィートウォリアー」前に書いた「ダッズ・ゴナ・キル・ミー」について、あらためて解説書読んだらどこにも「父親がぼくを殺す」というダブルミーニングについて書いてない。ぼくの思い込みか?もしかしたらラジオでピーターバラカン氏が言っていたのかも知れない。あらゆる音楽が整然とミックスされて、骨太の歌心を支えている相当完成度高い作品。顔を迷彩色に塗った兵士スタイルのリチャードトンプソンが、真面目な顔して両頬を金髪ねぇちゃんにチューされているという、なんとも不謹慎でステキな裏ジャケット。アメリカの戦争に対し、大御所たちより歯に衣着せず、しかも安直でなくロックするリチャードトンプソンに乾杯!BG酒はトリスハイボールでした。ではまた、ロケンロール!
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この記事に対するコメント

明日はいよいよコンサートの当日。今夜の練習も終り、BG酒二階堂お湯割りを飲んでいるところ。吉祥寺からは楽器屋もCD屋も減って変わっていくけど、のろがあるかぎり通いましょう。うちのBGMは、一周忌でCDの再発ラッシュ中の浅川マキ、ブルースピリットブルース。萩原信義さんのギターが冴えまくる、ギターの教科書のような名盤です。俺もやるぜオーライ。

ギター森田 #- | URL | 2011/01/21 23:30 * edit *

俺は、今夜は一人よみうりランドの「丘の湯」の人工温泉に浸かりながらMC考えていた(笑)。
のろをたっぷり味わって良いライブしよう。みなさん、ぜひお運び下さい!

五十嵐正史 #- | URL | 2011/01/22 00:00 * edit *

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