周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

憲法フォークジャンボリーライブ終了! 

2017/08/06
Sun. 22:29

15分という出演時間で、自分のライブを組み立て完全燃焼するのは難しいかもしれないが、不可能ではない。

昨日の新大久保R'sアートコートでの憲法フォークジャンボリーin東京のステージ上で、26組の出演者が13:00から20:00過ぎまでそれぞれの15分間を思いの丈ライブした。
それだけでもお腹いっぱいになりそうなことだが、それが4日(金)から今日(6日)まで3日間繰り広げられるのだから(3日間で出演者はおよそ60組!)、このイベントで繰り広げられるパフォーマンス量は相当なものであり、初出演してみてなによりそれを実感した。そして出演者全員がイベントスタッフとして何がしかの役割を担って実行委員会と共に支え手ともなる。考えてみればこれほど平等なライブイベント開催の仕組みは無いように思う。同時に、これほどパフォーマンス以外に出演者のやることの多いイベントもないだろう。
昨日の朝9時に会場に入ったぼくとギター森田君が、R'sアートコートを出たのは夜9時半を回っていた。すごい拘束時間であったが、ぼくは出演して良かったと思えた。これほど15分間という限られた出演時間に、集中して考え試す緊張感があって挑戦的なパフォーマンスはなかなか味わえない。憲法フォークジャンボリーを継承して来た人たちの熱い思いまで共有出来なくても、このイベントだからこそ唄いたい、唄ってみたい歌もあった。それがぼくにとっては竹内浩三の詩であった。

当初は、知っている人はおそらく少ないだろう戦没詩人である竹内浩三の詩の世界をじっくり聴いてもらおうと、15分で唄えるギリギリ3曲をコール&レスポンスもなく淡々と唄って終わるつもりだった。と言うのも、最初のフォークジャンボリーに対するイメージはいわゆる“うたごえ”であり、もしくは「安倍辞めろ~」スローガンが繰り返されるアジ歌のオンパレードであったから、あえてそうではないスローガンの一つも出て来ない、シンプルな言葉だけれどとても豊かな竹内浩三の言葉を大切に伝えようと思った。
けれどもいろいろ話を聞いたりして行く中で、意外と自分の世界をひたすら表現する人も多いらしくお客さんに呼びかけるパフォーマンスは逆に少ないらしいことを知り、数日間考え込んで結局思いきりお客さんに竹内浩三の言葉をアピールして参加してもらうパフォーマンスに変えた。

当日である昨日の朝、ギター森田君に「“日本が見えない”の最後は好きなだけ繰り返すから弾き続けて」と伝え、本番ではぼくはステージから客席に降りて、生声生音でお客さんに「日本が見えない」を呼びかけた。ぼくにとっては「安倍辞めろ」や「憲法守れ」という言葉より、断然「日本が見えない」の方が自分の感情、気持ち、魂を込めて思いきり唄えるから。
それに、そんなパフォーマンスをしたくなるR'sアートコートは本当に良いステージなのだ。PAも素晴らしすぎる。昨日のぼくらのライブを動画に撮ってくれたTさんが早速FB上で上げてくれうれしく観たが、それでもこの日の音響の良さと森田君のかなりイケてるアコースティックリードギターが分かる。観られる環境の方はぜひご覧いただきたい自分でも満足行く充実の15分間ライブパフォーマンスだ。

ライブ後、他の出演者やお客さんから「ライブ良かった!竹内浩三のことを初めて知った」等と声をかけていただき、ぼくは自分がこのイベントに出演した目的は十二分に達成出来たと思った。戦時下で特に強固な哲学や思想を持っていたわけでもない一人の青年が、人間の持つ感性でもって不自由に抗い戦争に魂を囚われることなく、最期まで自分の言葉を失わなかったことこそぼくは数の力よりも強く大切だと、今のこの国に必要だと、そう日本国憲法を実現するために必要だと思うから。それを音楽で、ライブで楽しく表現出来る事がぼく自身の一番やりたいことでこれからもやり続けたいことだから。そして、それを人に聴いてもらえる事は何より幸せである。

ギター森田君、お疲れさんでした!

五十嵐正史憲法フォークジャンボリーセットリスト
①曇り空
②日本が見えない
③三ツ星さん
詩 竹内浩三 曲 五十嵐正史

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