周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ812 

2017/07/17
Mon. 22:53

3連休は、息子と長女にせがまれて炎天下危険な野球三昧。息子とのただのキャッチボールから始まった我が家の野球熱、プロ野球ファンの長女が参戦してソフトバットとやわらかボールを使っての試合形式が主となりこれがまた運動量が半端じゃない。今日の午後なんぞはホントに倒れるかと思った。ちょうど良くルールで息子と長女がもめてくれたので、審判長である親父の采配でノーコンテストにして、さっさと久々のヘルスよしのへ逃げる。こんな暑い夏の日の、銭湯の水風呂ほど気落ち良い場所は他にないだろう。しかし、せっかく銭湯でさっぱりしても団地までの長い上り坂を帰る間にまた汗をかいてしまうのが難点。

今日は朝9時に多摩市民館に朗読劇団で集まり、午前中いっぱいかけて22日に迫った新百合ヶ丘トウェンティワンホールでの「平和・国際フェスタハートカフェ2017」公演の直前練習。3時間みっちりまだまだ時間がほしいくらいみなさんで熱心に練習した。初チャレンジの大舞台なので、今までの朗読劇スタイルでは通用しないだろうという部分を演劇的手法を取り入れるなどして、お客さんへの観せ方をプロの役者さんからアドバイスをもらいながらみんなで意見を出し合い工夫を重ねる。素人の集まりである我らが朗読劇団員たちの懸命に取り組む姿を音楽担当者として参加し見守りながら、ぼくは何だか感動していた。そしてあらためてこの約30分の朗読劇が非常によく出来ている事に気付く。
2本のヒマラヤ杉の巨木がナレーターとなり、まず戦時中の子どもが登場し、戦時中の村人の視点で登戸研究所の様子が語られ、風船爆弾を造らされた女学生が体験談を語る。そして所員が登戸研究所で開発した毒物青酸ニトリール(戦後すぐの帝銀事件で使われた毒物でもある)を使って、南京で中国人捕虜に対して行った人体実験について独白、それから戦後の元所員たちのことが語り継がれ現代の子どもたちの様子をヒマラヤ杉が見守りながらエンディングを迎える。それぞれの登場人物の立場から見た、参加した登戸研究所のことが率直に語られることで、一面的でなく軍人含めた庶民たちに登戸研究所が(あの戦争が)いったいどんな存在だったのかを描き出している。おそらく劇団員一人一人がこの内容の面白さと大切さを自覚しているからこそ、これだけ真剣に取り組んでいるのだろう。当初5人だけで一人2役以上こなしながら演じていた劇団員は、倍以上の11人となり一人1役(ちなみに母ちゃんは子ども役)をそれぞれで演じ切る。
練習後アドバイザーの役者氏も、現政権が今また生物化学兵器の開発に手を付けようとしている(加計学園はそのための学校とも)話もある中、今登戸研究所のことを伝えることの意義を話された。ぼくは登戸研究所の史実には、戦争の愚かさの事実が全て詰まっていると思っている。

練習後は母ちゃんと2人でやはり市民館2階で14~19日までやっている教科書展示会に寄り、小学校では来年度から教科化される道徳の各社教科書を見る。
パン屋を和菓子屋にしろだののアホな指図が入って話題になった道徳の教科書だが、特に今回近しい人たちの間で話題になっているのは教育出版社の教科書のひどさ。ぼくも見てみたのだが、特に5年の道徳の教科書では大田区の町工場の努力が称えられた下町ボブスレー話の挿入写真で、安倍晋三がボブスレーに乗っかってポーズ付けているのを見た時はそのセンスのダサさと共に、この社がどうにか現政権に気に入られようとしてセコイ奴隷根性丸出しの努力をしていることを何とも憐れに感じた。やはりこの国は、登戸研究所のあった時代、いやそれよりずっとずっと前からこんな奴隷根性をむき出して、権力にすり寄り取り入り小さな世界で勢力を争いパイを奪い合ってセコくけなげに生きて来た民衆の末裔たちが巣食う国なのだ。群れたらホンと危ない人たちだ。個人の尊厳なんていともたやすく売り渡すのだから。でも、そんな自分たちも含む烏合の衆にいよいよ飽きられ出した安倍がコケたらどうすんのかね?まぁ、次のにすり寄るだけか。

そんな中で(ざっと見ただけではあるが)光村図書は、ぼくの印象では何とか狭量な愛国心に絡め取られないよう工夫している感じがした。公民権運動の発端となったローザ・パークスさんのことを取り上げたり、子どもの権利条約を解説したり等々、しかしほぼ全社で取り上げていた1年生用教科書のカボチャのツルの話だけは、全く持って理解出来なかった。中身は勝手気ままにツルを伸ばすカボチャは他の野菜の畑を荒らし、悪びれることなくさらに伸ばし続けたツルが道路を横断したところでトラックに轢かれてちぎられて泣きわめくという話。この話から自分勝手に生きることを戒めるというのだが、まぁアホクサすぎてあくびが出てくる駄話だ。そもそもカボチャが成長しツルを伸ばすことをわがまま、自分勝手と規定すること自体が間違っている。カボチャが育って実をつけることにわがままも勝手も無かろう。自然の恵みである畑の野菜をチンケな国民育成の道具にするとはそれこそ天罰が下ろうというもの。パン屋でクレームをつける似非愛国心は、連中の好きな呼び方の国土が育てる野菜を侮辱して良いのだろうか?それこそ非国民じゃないの?それを光村含めてほとんどの社で採用しているのは全くもって分からない(圧力と忖度?)。ただ一つ分かることは、この道徳なんぞと言う教科は、一部の人間の都合のためのものであって人間がこの世界で生きてゆくために本当に必要なものではないということ。それだけは大変良く分かりました。

そんなこんなの3連休、ちょっとヘたれ気味だった精神は多少栄養補給され、またボチボチ行こうと思えるまでにはなりました。
そうそう、土曜の夜DVD借りて観た邦画「恋人たち」がとっても良かった。今のアタシにちょっと励ましと、問われても答えを出せない現実をまた生きて行くしかないという希望をくれました。これを108円で観てしまったことへのちょっと後ろめたさとありがたさ(あぁ、映画館行きたい)。この映画おススメです。

今宵のBGMは、昨夜のバラカンビート録音音源。
BGドリンクは氷を入れた水でした。ではまた、ロケンロール!
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