周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

吉祥寺のろ&多摩区お日さま春祭りライブ終了! 

2017/05/14
Sun. 22:21

昨日やる予定だった長女の中学校の体育祭が雨天の為今日に延期となり、毎年出演している地元多摩区の脱原発イベント「お日さま春祭り」は一人で出かけ、その前に母ちゃんが週2日お手伝いしている稲城市のカフェ“宇宙さんぽ”に、母ちゃん手製のお菓子を代わりに納品。

母ちゃんたちをまず中学校に車で送り、いったん戻って準備をし、ライブ機材(充電式アンプ、マイク&スタンド)とギターとお菓子を積んで宇宙さんぽへ。開店パーティー以来のメグさんとらくださんに挨拶をする。すっかりお店としての雰囲気と言うか佇まいが出来上がった感じ。メグさんに先日いただいて愛飲しているレモンアロマオイルのお礼を言うと、自分の声が昨夜ののろライブでの熱唱と風邪なのかアレルギーなのか分からぬ症状による鼻づまりと喉の痛みでハスキーボイスであることに気付く。正直身体もしんどい。自分の出番が終わったら早目に切り上げようと春祭り会場である多摩沿線道路沿い、中野島市営住宅前の公園へ。

震災と原発事故後、川崎市でも高まった脱原発の市民運動と気運の中でスタートしたこの祭りも第5回目。ぼくはおそらくほぼ全回弾き語りで出演している。こうして継続する中で川崎市では市民運動から発電所が開設され、バイオマス等の代替エネルギー利用も進められている。国や政府単位で見た時の完全な原発再稼働後戻りとは逆の、粘り強い脱原発の動きが続いていることを身近な地元のイベントで再確認出来るのはなかなか心強い。

11時に公園に着き、主催のTさんにプログラムをもらうと、ぼくの出番は13:00~の15分。こちらから事前確認をしないのもいけないのだが、地元の運動系のイベントはたいてい当日現地に行くまで出番も時間も分からないこと多し。こちらもそれに慣れてしまった。
しかし、あと2時間を一人でつぶすのは大変だ。車で来ているので酒も呑めない(いつも家族みんなで来て、帰りは母ちゃんに運転してもらえるからしっかり呑んで楽しめる)。それでも見事な太鼓演奏や子どもたちのダンスを観て楽しみ、自分の出番で3曲(①新しい日々②ヒマラヤ杉は知っている③廃炉!)を無事唄う。紹介される時に「五十嵐さんと言えば“廃炉!”」と言われ、実際“廃炉!”ではあちこちから「廃炉!」の声が聴こえた。この歌を唄い出して6年が過ぎたがまだまだ唄い続けなければならない歌だ。

それにしても、一人で機材をセッティングして片づけるのは結構キツイ。ライブを終えてラーメンや焼き鳥、焼きそば、ケバブもある出店で食べようと思ったが、こういう祭りで一人で食べるのがどうにも寂しく感じ、なにせ酒も呑めないのでいそいそと機材を車に積んだぼくは早々に会場を後にすることにした。そしてその時ぼくの頭にはもはや「蕎麦屋」に行く事だけに満たされていた。
一人飯を喰うなら断然蕎麦屋、しかも昨夜のろのライブ後打ち上げの席で蕎麦屋がどれだけ素晴らしいか(特に蕎麦屋で呑む酒とシメに喰う蕎麦)語り合った事が頭にこびり付いていてもうどうにも蕎麦屋に行きたくてたまらなかった。蕎麦屋なら一人でも全然寂しくないと言うかむしろ一人の方が良い。

頭の中でこの近辺蕎麦屋マップを広げ、考えた末に10数年ぶりくらいに稲城市府中街道沿いにある手打ち蕎麦屋S宮に行くことにした。残念ながら近所にあった歩いて行ける美味しい蕎麦屋は数年前に店を閉めてしまったので、このままま車で行くから酒は呑めないけれど仕方ない。とにかく蕎麦屋にこの身を置いて、ゆっくりこの世界で最も好きな食べ物であるたぬきそばを食べられればそれで良い。
かつて、長女が小さい頃までは良く外食していた。今とほぼ同じ給料で扶養家族が少なかったのだから余裕があったのだ。特にS宮は蕎麦好きなぼくのお気に入りで良く行ったものだ。ここは大田区は武蔵新田のF家と双璧を成すぼくにとっての絶品蕎麦屋である。

果たして健在でしかもけっこう繁盛している感じの、久しぶりのS宮のテーブル席に一人座れば徒然に昨夜ののろライブの事を思い出す。生憎の悪天候、そうでなくても厳しいことが予感されていた集客も、こんなことに限って予感が的中するもので少数精鋭5名のお客であったが(もう、本当にいつものことながらこんな時に来てくれたお客さん一人一人を忘れることはありません)、精一杯気持ちを込めて唄い演奏した。5名のみなさんが楽しんでくれたのなら何よりなのだが…と思いつつ個人的な反省点をつらつら思い返す。そして自分が今疲れていることを今更ながら実感する。喉は痛い。身体は変に火照っている。先刻の3曲ライブも精一杯やったが何だか集中力が途切れそうな感じがしていた。そして思う。「ああ、やっぱり蕎麦屋に来て正解だったわ」と。

10年以上ぶりに食すS宮のしっかりコシのある噛みごたえマンチクリンのたぬきそば大盛り(700円)は、涙が出るほど美味かった(汁は色は薄めのいわゆる江戸そば風ではないが、しっかり出汁が効いていてこれまた美味し)。これで酒が呑めれば本当に最高なのだけれど団地に帰るまでの辛抱だ。ちゃんと麦とホップは3缶冷やしてある。
どこか気だるく心地よくもある唄い疲れというやつに身を任せながら、それでもやっぱりライブが好きだと思う。ままならぬ集客は努力し続けるしかない。近場で何べんもライブしているのだからそのリスクはつきまとう(だからと言ってライブを減らせば客が来るかと言うとこれがまたそうでもない)。お店には本当に申し訳ないがその分は自分たちで呑んで貢献したい(それは望むところでもあるから、酒飲みでホンと良かった)。でも、昨夜の演奏は自分で言うのも何だけど良かったと思う。ちょっと頭にも来るけれどお客が少ないとホンと森田は良いギターを弾く。昨夜は隣で何度か惚れ惚れしながら彼のギターを聴いた。森田独自のムーディースローハンドギター爆裂って感じだった。まれに客多い時もたのみまっせ。

ヘトヘトで帰宅してこのまま麦とホップ呑んで寝てしまおうかという誘惑を断ち切って、どうしても行きたいヘルスよしのへこれまた雨上がりの大好きな森を歩いて行った。頑張ったかいがあった。ヘルスよしのは健在の実在の今日も天国であった。
我慢に我慢を重ねて帰宅後呑んだ麦とホップの美味さよ(本当はビールが呑みたい)。そしてまた“生きてて良かった~♪”カンチ兄貴バージョンが頭の中で流れるのだった。

のろライブセットリスト
①森は生きる
②余計な音
③まだ見ぬ兆しを待ちながら
④ファシスト野郎
⑤この星に日が昇る間の話
⑥借り暮らし
⑦寄り添う暮らしの幸せで

⑧いつか ※高田渡さんのカバー
⑨しかられて 詩 竹内浩三
⑩地平線 ※知念良吉師匠のカバー
⑪普通の暮らし
⑫ヒマラヤ杉は知っている
⑬ないしょの話~母の詩集~
⑭ヘルスよしの
⑮命でしかないビート
~アンコール~
⑯ONE GUITAR
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