周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ789 

2017/05/09
Tue. 23:21

今度の土曜日に迫った吉祥寺のろライブに向けて、今週は仮眠後に約1時間選曲を考えながら毎晩歌とギターの練習。

ライブと同じように立ってギターを弾いて唄う父の横で、長女は「ラジオ中継が打ち切られた~パソコン見せて~」と言って唯一のノート型PCの前に陣取り、自分で見つけたプロ野球の実況サイトを開き延長戦にもつれ込んだ広島VSヤクルト戦を応援グッズを持ち込んで観戦。
父は気が散るな~と思いながらも構わず練習を続けると、長女は父の歌に合わせて、けれど歌詞はヤクルト選手の応援に替えて一緒に唄う。さらに気が散るけれどそういう中でいかに自分の歌に集中するかも練習と思いやはり気にせず唄い続けた。傍からみたらかなりシュールな光景だろうと思う。寛大なこの団地1階部屋だからこそ出来る暮らしである。ますますここから離れるのはいろんな意味で難しい。なにしろここより良い所も思い付かない。

自分で言うのも何だけれど、近年書いた自分の歌は唄い飽きることが少なくなり練習していて実に楽しい(時々感極まって泣いたりする)。自分の中でいったん旬が過ぎてもあらためて唄ってみて新しい発見がある歌が多くなった。これも最低月1曲書き続けて来たからであろうか?努力しているつもりはないが、書き続けることだけは自分に課しているところがある。自分自身が決して器用ではなく(というより相当不器用)、まして天才肌でもないことは思春期の早い時期からおそらく他の同世代の子どもより(目立った分)思い知らされ、挫折も感じて来た。
だから若者らしくなかったけれど早熟でもなく、若いうちに傑作が出来ることはない(けれど、若いうちだからこそ書けた歌は確かにある)という強い自覚があり、ともかくひたぶる書き続けて行くことばかりを今もって考え続けている。不器用が功を奏したと言うべきか、実際他にやりたいことがないのだ。心が動いた体験、出来事をどうにか頭の中で歌詞というものに変換して行く作業が上手下手をおいてとにかく自分にとってもっともやりがいのある作業なのだ。それは楽しみであるし自分の生を生きるための大切な方法でもあるし、人と出会い繋がるための手段でもあれば、それらすべてを含めたぼくの希望でもある。

それをどんな状況に置かれても、生活や何らかの外圧に圧し潰されそうになっても(と言うよりそうなればなるほど)書くこと書き続けることを、気付いたらいつしか自分に課していたのだ。
あれだけ歌を書くことが今の自分の生きがいであると書いていたのに自ら筆を折り、歌を止めぬ息子に死ぬ間際まで「いいかげん辞めて家族の為に働き生きろ」と言い続けたお袋の思いは分からないでもないが、ぼくには今もって承知出来ぬ生き方であり理屈である。家族を愛しているし、自らを犠牲にすることも家族の為ならば厭わぬ思いもあるが(家族からはそう思われていないかもしれないけれど)、それと自分を生きる事、唄い生きることは全く相反しないし矛盾もしない。そのためにぼくはどんな状況でも自分が歌を書き唄い続けられるようやって来たのだ。売れるためだとかスポットライトを浴びるためではない。暮らすことと歌うことが欠かせぬ両輪となってぼく自身の生を拡充させ、そんな在り方は少なくとも世界を破滅に向かわせるものではないだろうという自負と確信がさすがに48歳ともなればもう揺るがないのである。
決して人気があるわけでもお客さんが増えているわけでもない現実があるけれども、最近のぼくが書く歌を評価してくれる人が以前より増えたことは実感していてうれしい限り。

久しぶりにのろで唄うつもりの歌を思い出しながら練習していると、延長戦を制してヤクルトがサヨナラ勝ちした報が入り長女は大喜び。狭い4畳半で親父は歌の練習をし、そのそばで娘が野球中継を観ている家族の光景はなかなか良いではないか。今さらながら、歌を書くのに没頭しているお袋の姿を見てみたかったなぁと思ってしまう。

13日ののろライブで唄うのが楽しみだ。そんな愛しい歌ばかり唄います(カバー曲もやります!)。

今宵のBGMは、ジ・アラーム87年発表の「アイ・オブ・ザ・ハリケーン」。これも高校の時買ったレコード。30年経ったのだけれどまったく色あせないジャケットにサウンド。キラキラしてない質感がやっぱり良い。なんとかフォーンやなんとかパッドではぼくは一生音楽は聴けないな。

BGドリンクはレモンアロマオイルを垂らした水でした。ではまた、ロケンロール!
スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://soulbrothers.blog137.fc2.com/tb.php/1195-88bfb4f4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-11