周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ783 

2017/04/19
Wed. 23:04

いよいよ明日から、豊田勇造師匠の春の関東ツアーが始まる。

最終日の23日(日)の大和市イーサン食堂(日本一美味いタイ料理屋です!)は、ソウブラが今年も前座&共演を務め、店主中村さんから届いたDMに「前座五十嵐正史とソウルブラザーズ」とバッチリ書かれていてうれしい限り。個人的にゲスト、オープニングアクトなんでも良いけれど、生涯の弟子を自称している者としては「前座」というのが実は一番うれしい。なにせ師匠の前座歴はかれこれ21年!師匠の前に歌わせてもらい、その後ゆっくり師匠のライブを酒呑みながら楽しみ油断していると急にステージに呼ばれたりする。そのスリルもまた楽し。

10代の頃、パンクロックでライブ活動を開始したぼくは、自分の思いを歌にするというスタイルを追求して行く中で勇造さんと出会い勇造さんに行き着いた。ぼくの人生を変えた(と言うより現在の自分を築かせてくれた)3つのライブの一つは、92年の春(だったと思う)知多半島の南知多町公民館会議室で観た高田渡さんの弾き語りライブ。もう一つが94年の秋(だったと思う)東村山市市民センターの一室で観た豊田勇造さんの弾き語りライブ。そしてもう一つは97年の春に阿佐ヶ谷あるぽらんで観た知念良吉さんの弾き語りライブ。どのライブも20代の一番自分の中で「自分の在り方」を模索する季節に出会えて、それにぼくは多大な影響を受けて現在に至る。

思えば、自分の人生に最も大きな影響を与えてくれた二人の師匠と現在もライブをご一緒させていたいただき前座&共演しているというのは、幸せ者以外の何者でもない。
勇造さんからは、いつ頃からか歌のことやライブのやり方、CDのことなどでアドバイスをもらうようになってそれがいつも「なるほど」と思える胸にストンと落ちる言葉ばかりなのだ。特に30代になったばかりの頃、リハを終えたぼくに「五十嵐君、せっかく声がええさかいもう少し柔らこう唄い」と、あの京都弁で言ってくれた言葉は、現在もライブの度に緊張の中力み過ぎないよう自分自身で「柔らこう柔らこう」と唱えている。パンクロックからスタートし、路上の生声ライブでとにかく声を張り上げそれを聴き手にぶつけるように歌っていたぼくの唱法は、その師匠からの言葉を境に徐々に変わって行き、それに合わせて聴き手の層も広がり声を誉めてもらえることも多くなって行ったのだ。

けれど、ある時期からぼくのパフォーマンスや歌い方、立ち姿が「勇造さんに似ている」と言われるようになった(あまりに技術差があるので、「ギターが似ている」とはさすがに言われたことはない)。言われるとモノマネしていると思われたのかと微妙な気持ちになったりもしたが、考えてみると年に最低6~7回は勇造さんのライブを観ているわけで、後にも先にもそんなにライブを観るミュージシャンは他に居ないわけだから、自然と勇造さんの所作が身に付いてしまうのは無理もない話なのだ。しかも、こちとら師匠のライブを楽しみながら一つでも師匠のパフォーマンスから何かを盗もうとして観ているのだからなおさらである。そう開き直って、それでもなるべく元ネタがばれないよう自分流に消化することを気に留めて最近はライブしている。

そんなアタシに勇造さんから来た今年の年賀状には、両面に渡りソウブラのニューアルバム「普通の暮らし」の感想と共に“五十嵐正史節が出来て来たね”と書いてあって、飛び上るほどうれしかったのでした。
と、こんなこと書いたらもう明日の荻窪での「豊田勇造ライブin我が家」が待ち遠しくてならないではないか!いかん、テンション上がって来た~。仕事なんかやってる場合じゃないぞ(笑)。

今宵のBGMは、どうにも「桜吹雪」が聴きたくて豊田勇造師匠76年発表の超名盤「さぁ、もういっぺん」。
今年は師匠のデビュー45周年!不肖の弟子として思いきりお祝いしたい。

BGドリンクはレモンアロマオイルを1滴垂らした水でした。ではまた、ロケンロール!
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