周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ761 

2017/02/08
Wed. 23:07

長風呂のぼくより一足先に出たギター森田君が、銭湯の濡れ縁で缶ビール呑んでいるところへぼくもサッポロ黒ラベルを持って行き、しばしトタン壁に囲われた小宇宙の様な鄙びた中庭を眺める。

ここは吉祥寺の古き銭湯よろづ湯の縁台。トタン壁の向こうは吉祥寺の夜の街である。
二人して「ここが吉祥寺だなんて信じられんなぁ」と言い合って、湯上りの火照った身体に喉を鳴らしてビールを流し込む。これが平日も平日火曜日の仕事帰りの夜とは思えない。そしてこれからぼくらは、よろづ湯から歩いて1分とかからないのろへ呑みに行くのだ。先日からはまっているこの極楽コース。ぼくらは命ある限りこのコースを辿り続けたいと願う。それはすなわち生きる幸せであるから。

先日、のろのマスター加藤さんはブログ上でのろの存続が厳しい事態であることを公表し、緊急のお願いとしてお客さんの来店を呼びかけた。
ぼくらは以前からお店が大変であることは知っていて、ともかく欠かすことなくライブ以外で月一回呑みに行くことに決め、ライブでも出来るだけ客を呼んで盛り上げようと思った。しかし、実行出来ているのはしっかり月一で呑みに行く事の方で、ライブは毎回厳しい現実との直面であまり加藤さんを忙しくさせることが出来ないでいる。本当は月に二回も三回も呑みに行きたいのだが、ぼくの場合は懐事情がとてもそれを許さず、最近はちょっと体力に自信も失くしており、月一回が自分の出来る限りで自分の欲求も満たす頻度で(その代わり、長時間しっかり呑みます)、それに銭湯が付いたというわけなのだ。

お店の中は、加藤さんの呼びかけの効果?もあったのか珍しく(失礼!)満席となり、賑やかな呑みとなった。
とても小さなお店なので、席を分け合いそれぞれのグループで話に花を咲かせて呑むのだが、たいていいつしか話が混ざり合い見知らぬ人とも声かけ合い、時に酒を分け合い呑むことになる。それがまた楽しいのろ呑みであるのだが、呑みに来始めたばかりの頃は、この空間に面食らったものだ(あっという間に馴染んだけれど)。

昨夜は今月末の25日、26日で急きょのろ支援マラソンライブを企画したAさんも来て、18日にライブをやったすぐ後だけれど、ソウブラも26日の方に出演することになったので、簡単な打ち合わせを兼ねてギターでセッションをする。Aさんはカントリーブルーズの名手で、聞けば何と日本福祉大学の先輩!であった。思わず知多半島話で盛り上がり奇縁を祝す。今回の緊急ライブのタイトルは“まめにのろくるまみむめも2daysマラソンライブ”。Aさん曰く「いつまでものろがあると思うなよ」というメッセージが込められているとのこと。確かに、いつか無くなる場所だから、いつか消え行く我が身だからこそ、そこに行き自分の心を満たす。「あそこは知っている」「行ったことある」ではない。今の自分自身の選択として行く場所、それがぼくらにとってのろであり、よろづ湯である。

いつまでもある場所ではないけれど、やっぱりこれからもずっとここで呑んでいたい。マスター加藤さんの美味い手料理をアテに、あれこれ話に花を咲かせて…。

今宵のBGMは、大好きなイギリスのプロテストシンガー、ビリー・ブラッグの92年発表の「ドント・トライ・ディス・アット・ホーム」。今の歌も好きだけれど、90年代頃までの独特なチープさのあるこの人のギターサウンドが大好き。スカスカと隙間があって、それでいて熱く掻き鳴らされるギターと朴訥な声。特にこのアルバムはピアノやマンドリン等の色んな音が入り、ガレージ感マンチクリンのバンドサウンドがたまらない。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!
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