周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ754 

2017/01/19
Thu. 23:12

昨夜10時半頃、生田駅から団地へ向かういつもの坂を上りきって、古い住宅街の間の道を歩いていると、一匹のタヌキと出くわした。
十字路を横切ろうとするタヌキと、直進しようとしたぼくは数メートルの距離でお互いに気付きピタリと止まり、しばし見つめ合った。
タヌキは動作がゆっくりだけれど警戒心が強いので、距離が縮まると逃げてしまう。後ろから人が来ていないことを幸いに、ぼくは立ち止まってしばらくタヌキと見つめ合った。ぼくは動物の中でタヌキが一番好きであり、昔からの里山の森に今もタヌキが棲んでいることがこの街を好きな理由の一つでもある。

多摩区に住んで早24年、タヌキとは何度も出くわしてきた。団地に住む前、古い平屋の借家に住んでいた時は夜よく狭い庭にタヌキがやって来た。夏の夜開け放した窓の向こうに気配を感じてそっと縁台の方を見ると、果たしてそこにタヌキが居て飽きることなく母ちゃんと眺めた。人になつくことのまずない野生のタヌキと、お互い良い距離を置きながら森のあるこの街を棲み分けているとを思えば、自分たちが自然と共に在ることを感じるし、彼らがどんな暮らしをしているのか想像するのも楽しい。

昨夜のぼくは残業でとても疲れていた。ぼくを見つめるタヌキは、そんなぼくの疲労を見透かしたように優しいまなざしを向ける(ように見えた)。ぼくは何だかとても癒されたような気になって頷くと、タヌキはゆっくり前に向き直ってまた歩き出し十字路を横切って、おそらくその住宅街の先にある森へと向かったのだろう。
ぼくも十字路まで歩きタヌキの方を向いて、冬仕様で脂肪を増やした丸いおしりを振りながら実に堂々と歩いて行くタヌキを見送った。人間のペットになることなく、大手を振る人間社会に翻弄され時に棲みかを追われながらも、野生のタヌキとしてその生き方を変えず森に棲むタヌキがますます好きになった。顔も佇まいも全然威圧的でないところがホンと大好きである。これからもこの街でお互い干渉せず共に生きて行こう、タヌキ君。

今夜その話を子どもたちにすると3人共「なんで父ちゃんだけいつもタヌキに逢えるの?!そんなのズルい~!」とブーイングの嵐であった。タヌキは夜行性だから昼間はまずお目にかかれないのだよと説明し、君たちがいつか夜遊びや残業する羽目になった時に、きっと逢えるだろうよと心の中で呟いた。

今週はまだ終わっていないけれど、何だか目まぐるしくいろいろあった気がして不思議な感じ。そして目をつぶると眼に映るは、あるぽらんのカウンターに鎮座する豊田エリー嬢の美し過ぎるお姿なのであった。
2月13日(月)19:00~19:30放映予定のNHKBSプレミアムの番組「東京ディープ」の阿佐ヶ谷特集で、我らがあるぽらんが映ります。アタシも常連の一人として、いつものように呑みながら16日夜の撮影時に店に居たのですが、とてもいつものようにではなく、いつもの倍のピッチでトマト酎を呑みはしゃぎました。そう、はしゃぎました。47歳がどうにも上がるテンション抑えられずカウンター席2つ向こうに座る豊田エリー嬢に首ったけになりました。聞けば何と89年生まれ!20歳も年下ではないか!別にショックを受けるいわれも資格もないのだけれど、思い出してはハァとため息ばかり。タヌキはきっとそんなアタシの浮つく心をも見透かしたのに違いありません。嗚呼。

今宵のBGMは、ザ・ウォーターボーイズの87年発表の名盤「フィッシャーマンズ・ブルース」の全セッションを収録した6枚組「フィッシャーマンズBOX」のCD6。アイリッシュトラッドにロックをブチ込む幸福な瞬間が聴く者を極楽へ連れて行きます。
BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!

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