周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

昨夜の阿佐ヶ谷ロフトAは、ソウブラにとってスペシャルな体験の連続であった。

20代で体験してたら我を失くしていたかもしれない。
スタッフパスを身体に身に付け、高いステージの上に立ち、スポットライトを浴びて超満員(立見も出て120人入った)の客を前に歌いパフォーマンスする。MCでも言ったけれど、今年も35本近くライブをして来たがこんなライブは今年初めて。そして、そこには友川カズキさんが居た。
たぶん、友川さんにしてはしっかりリハをしてくれたと思われる共演曲「三鬼の喉笛」で、梅ちゃん以外のおっさんソウブラがバックを付けたのだが、ともかくステージ真ん中にどっかり座る友川さんのオーラと圧力がもの凄く、いったん友川さんがギターを掻き鳴らし声を上げると吹き飛ばされそうになるのだ。それを必死にこらえ、両の足をふん止まって負けじとこちらもギターを掻き鳴らす。ストロークだけはアタシも一家言持っている。けれど、友川さんのリズムは決して合わせにくくない。独特の和のリズムは、ぼく自身慣れ親しんできた日本語が乗りやすいリズムであり、若干右手を巻き込むように掻き鳴らすと自然と土着のリズムが立ち上がり腰が据わって来る。「三線は自分の歌には合わないと思っていた」と言ってた友川さんが、ソウブラのタケサンシン山村君の三線を聴いてとても喜んでいたのも印象的であった。なにせたくさんの友川さんファンが来てたし、こちらは緊張もしてたので個人的に話をすることはほとんど出来なかったが、音楽を通して絡むことが出来、多少なりともステージ上で魂のやりとりが出来たのではと思い、安堵と共に濃すぎる余韻に今日はまだ浸っている。

友川さんのパフォーマンスはとても新鮮だった。観たことはなかったけれど、立川談志のような毒と客席に緊張感を走らせる鋭利さがあり、意外であったけれどかなり饒舌でしかも話の内容は談論風発多岐にわたり、大好きな競輪や酒とタバコの話から、沖縄のオスプレイ墜落と民進党への不満など当然のように政治を語り、やはり鋭利さを持って切り裂く。
民進党に対する「筋を通してない」という批判はぼく自身も全く同感であり、裏切りに対する自己批判も引責も無くしゃーしゃーと野党第一党でございと開き直り、野党共闘だなどと共産党らも秋波を送って不問に伏す現状。自民党や公明党を決して許さないように、ぼくも障害者自立支援法を延命させた張本人の民進党を決して許すことはない。

ぼくらの歌に対して「ああいう歌は真人間ではない自分には現世では無理だ。来世で何とか」みたいなことを言ってくれた友川さん。聴いてくれたこと自体がありがたく、前座のパフォーマンスを自身のステージに絡めてくるあたりにさすがだと感服したのだが、友川さんのステージに、ぼくは真っ当なアウトローの在り方を観た気がした。そのアウトローにこれだけ若い人たちも共鳴しロフトに列をなしてライブに来ることに、ぼくは何だかまだまだこの国に強烈に個人として生きる文化が成立しているのだなと思えて心強かった。終演後お客さんやスタッフの中にも、高江に支援に行って来たという人がけっこう居たことも驚きであった。

何はともあれソウブラやるだけやりました!
今回この貴重な機会をくらたO場さん、ありがとうございました。またあるぽらんでお会い出来るのを楽しみに。

ソウブラセットリスト
①変わらない夜道
②余計な音
③ワン・ギター

・三鬼の喉笛(友川カズキさんの歌に共演)
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2017-05