周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ737 

2016/11/29
Tue. 22:55

午後はポスティング作業で利用者と散々歩き回ったせいか、なんだかくたびれた仕事の帰り道、愛用のSONY製のCDウォークマン(何度も書いているけれどアタシは何とかフォーンで音楽を聴く気にはならない)で我がニューアルバム「普通の暮らし」を聴いていると、自分の作った歌ではあるのだけれど、歌の中に自分がどんどん入って行く。

特に夜空なんか見上げながら聴いていると、歌われている風景や人のことが思い浮かび胸が熱くなって来る。夜空に聴かせたい人たちの顔が浮かぶ。昨年岩手で再会しお世話になった旧友Oのこと。沖縄の親友Aや辺野古と高江に立ち続けるくわえさんのこと。特に遠くに居る人たちに早くこの歌を音を届けたいと思う。歌を書き歌う事しか出来ないが、ぼくの歌はあった出来事、感じたことをそのまま歌っている。それがぼくの歌を書き出した最初からのスタイルであり、そういう歌を書くことで自分自身を支えて来たし思いを人に伝えて来た。そんな歌なので重たく感じられたり、そもそもが少数派なので多くの共感を得にくかったりするのだが、こうして夜空を見上げながら、自分の歌で大切な出来事や人を思える時間はやはり幸福としか思えない。

ちょうど「余計な音」が始まったところで団地に帰って来てしまったが、もうちょっと聴いていたいのでちょっと団地の中を夜の散歩と洒落こんで、次の「夏の別れ」まで聴いてから家に入った。「夏の別れ」もまた、どうにも忘れられない、けれど今はもうこの世に居ない人との本当にあったことを唄った歌。今回のニューアルバム、何かたまらんなぁ。

デモ段階の時に、GMのSaSaさんから「前作(「残された場所で」)の様なインパクトの強い歌があまりないせいか、引っかからずに聴き終えてしまうなぁ。曲が多すぎるんじゃないか?」と言われたのだが、自分としてはどの曲も捨て難く、これまでのアルバムの曲以上に1曲1曲に愛着と思いがこもっているのでどうしたものかと思案していると、やがてSaSaさんが「何だか聴いているうちにどんどん良くなって来て、これ最高傑作だよ!」と言って来たので思わず「でしょう!?」となって、結局さらに収録曲を増やしてしまった(笑)。
今回のアルバムは、音がこれまでのどのソウブラのアルバムよりも優しい気がする。リードギターと客演以外歌も全てスタジオライブで録った一体感が安心するし、そんなメンバーの奏でる音の一つ一つが何だか愛おしいのだ。
そう言えば、やはりデモ段階の音を聴いたタケサンシン山村君が、「驚くほどの完成度」とコメントくれたっけ。

今夜もいつものように晩酌&仮眠後に、レコ発ライブに向けて部屋で練習していると、風呂上りの息子がやって来て言うことにゃ、上の階に住んでいる同じクラスの親友Y君が、毎晩下から聴こえて来るぼくの歌とギターを子守唄にして寝ているとのこと。アタシに頭をゴシゴシ拭かれながら息子は「良い歌だねってホントに言ってたよ」と言う。何だか申し訳ないようなうれしいような。なので、今夜はいつもより気持ち優しくギターを弾き歌ったのでした。きっと、こちらが思っている以上に近所に聴こえているんだなぁ。いやホンと申し訳ない。時間と音量、今まで以上に気を付けます。

今宵のBGMは、岡林信康氏のURC時代3部作の3枚目71年発表の「俺らいちぬけた」。22歳の時確か4500円で買った中古LP(もちろんURC盤)。
URC時代では、このアルバムが一番好き。特に「申し訳ないが気分がいい」は、自分が何かしら世の流れにそっぽを向く際の変わらぬテーマ曲。マズイなぁ、5年ほど封印していた岡林熱が再燃して来ている。ぼくにとって、あまりにしっくり来すぎる岡林氏のノリと世界はハマるとなかなか抜け出せなくなるのです。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!
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