周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

そして歌が生まれる 

2011/06/09
Thu. 23:53

みんなでゾロゾロ京都駅に出て電車を乗り換えた我らアルマジロ一行は、車窓から見える勇造さんゆかりの京都の街並みを、カンチさんとスナフさんにガイドしてもらいながら、一路嵯峨嵐山駅に向かう。

「この駅で昔よう、勇造さんとすれ違ったわぁ」と、スナフさん。
タイへ行く前の勇造さんは、革ジャンにピッチリした革パンスタイルだったりで、けっこうトンがったイメージだったとのこと。風を切って京都の街を歩く当時の勇造さんを想像してみる。

今回さくらさんが企画してくれた大人の遠足は(ライブのGMから遠足の企画までホンとお疲れ様でした)、トロッコ電車に乗ってのんびり保津川沿いの嵯峨野を行き、戻って来たトロッコ嵯峨駅に併設している鉄道のジオラマを見学するというプラン。

ここ数年毎年訪れている京都なのに、実は観光らしいことをぜんぜんしていない(2年前に勇造さんに仁和寺を案内してもらったくらい)。
なので、つかの間京都を満喫しようと、とっても楽しみにしていた。

日曜ということもあってか、トロッコ電車は満員で立ち乗りのお客さんも出るほど。
ぼくらは、さくらさんが事前に予約しておいてくれたおかげで、4人ずつで昔ながらの木製のボックス席に座ってくつろぎながらの出発。
ガタゴト言わせながらゆっくり走るトロッコ電車。開いた窓から、梅雨の合間の草木の匂いをさせた気持ちのイイ風が入って来て、まるでシャワーみたいに全身に浴びる。
それがとにかく気持ちよくて、「フーッ」と深い息をついたりして体の中に入れては出してを繰り返しながら、なんだか心も体も癒されて行く。

隣のスナフさんは地元が亀岡で、このトロッコ電車がかつて在来線として現役だった頃「俺普通に乗ってたし」とのこと。なんだかとても懐かしそう。
緑の山とトンネルをゆっくり抜けて行くと、眼下には保津川と保津川下りの舟が見える。
けっこう急な流れを下るのだが、船内のおっちゃんおばちゃんたちは、涼しい顔でこちらに向かって手を振って来る。ジェットコースターなんかよりよっぽどスリルあるんじゃなかろうか?

途中駅で、鬼のような面をかぶったおっさんが車中を乱入して来て、ギャグを飛ばしながら客を笑わす。
なぜか面のおでこの上に、おばはんがつける髪の毛をカールさせるやつを一個付けていて、それがおもしろくてスナフさんと大笑いした。

30分くらい乗ってただろうか、トロッコ亀岡駅で下車して、嵯峨嵐山に戻るために乗換駅まで、田園地帯をみんなでてくてく歩く。その時の梅ちゃん、森田、山村君が写ったイイ写真がソウブラギャラリーで観られる。
京都の山と川、そして田んぼ。そして一緒に歩く仲間達。こんな一時が一番好き。

嵯峨嵐山のジオラマ館をのんびり見学して(なかなかゆるくてちょっとBなセンスが良い感じ)、コーヒーブレイクした所で、ぼくと浅田君はいよいよ東京に帰ることに(山村君と江上さんは一足先に、梅ちゃんは大阪のお姉さんの家へ)。
ホンとは終電ギリギリまで遊ぼうかと思っていたのだけど、ちょっと余裕を持って帰った方がやっぱり良いかと思い直し、名残惜しい別れを交わす。京都まで行く途中で下車したカンチ&さくらさん、キムラさんと電車越しに別れの挨拶。カンチ&さくらさんが手でハートの形を作ってこちらに向ける。

そう、この2日間は愛に満ちた時間だった。「NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC」という反原発、震災チャリティーライブは、実にあったかい愛に包まれたライブだった。
ぼくはこの間、「ハイロー(廃炉)!」などの歌をどう歌うべきか考えていた。被害者として怒りを持って歌うのか、それとも原発を見過ごして来た加害者として歌うのか、でもどちらにしたって、それを歌う場を作っている瞬間に、そこに居合わせてくれた人たちに、仲間たちに愛を持って歌いたい。
そのことを、今回の関西の最高の仲間達とのライブは気付かせてくれた。
とても個人的なことだけど、3.11からこれまでのなにか一区切りがついて、新しい始まりを感じている。
今まで歌ったことのない「愛」について歌いたい気持ちでいる。

今回のブログの関西道中記は、さくらさんのブログとまさに連動するように書いて来た。よかったらそちらもぜひ見ていただきたい。梅ちゃん、今度さくらさんのブログリンク貼って下さい。

最後に、先日さくらさんから報告いただいた今回のライブで集まった義援金額を、ここでもお知らせします。
当日のバザー&オークション 40,670円 投げ銭 750円
合計 41,420円 
このお金は、さくらさんから勇造さんに紹介していただいたセカンドハーベストジャパン(4月に調布くしのはなでのチャリティーライブで、藤井さんが義援金を送ってくれたのと同じ団体!)に送金していただきました。

当日は、これとは別に出演者に対しての投げ銭も実はたくさんいただいた。

ホンとに6月4日南風楽天に来てくれたみなさん、ありがとうございました。
ソウブラもまた新しい日々を始めて行きます。そして、またぜひぜひお会いしましょう!

今宵のBGMは、山村君が送ってくれた6月4日のライブ音源。近々ギャラリーにアップ予定なので乞うご期待!
BG酒は、トリスハイボールでした。ではまた、ロケンロール!&LOVE



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この記事に対するコメント

【音源公開】

五十嵐さんお疲れ様です!

南風楽天ライブ3曲の音源を、
ギャラリーサイトの特集ページにアップしました
音源を聴きながら写真を見ると、楽しいかもです

サイトにアクセスして、
上部ナビから「ギャラリー」をクリック

ギャラリーページに入ったら、
右側に表示されているリンクから
「2011/06 南風楽天」をクリックです!
http://sbrspilits.jimdo.com/

ohashi #- | URL | 2011/06/09 23:57 * edit *

大橋さんありがとう!お疲れ様!!
関西デイズのブログ書き終えて、フーッと息ついた直後の音源アップ!!
これからもよろしくね。
新曲も出来ましたよ。

五十嵐正史 #- | URL | 2011/06/10 00:27 * edit *

楽しかったです!

ソウルブラザーズのみなさん!お疲れさまでした。
そして、楽しい時間をありがとうございました。

改めて、ギャラリーの音源を聴かせてもらいました。
大橋さん!ありがと~!
「廃炉」…シンプルでやっぱりええわ。
絶望しなくてもいいんよねって、元気になります。

「NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC」は
ごちゃごちゃした中でのまとまりがいいですね。
キムラさんのマンドラが効果的です。

愛ですよね、愛。
震災だけに限りません。原発だけに限りません。
支えあえば、苦難も乗り越えていけそうに思います。
愛が大事。想い合う心が大事。想像力が大事。
みなさんと暖かく繋がっていることを幸せに感じています。

このブログに連動して?私のほうも「大人の遠足」を完結しました。
あれもすれば、これもすればと反省の多いへっぽこGMですが
これに懲りずまた遊んでくださいね!
ありがとうございました!

さくら #T/baKjHk | URL | 2011/06/10 11:58 * edit *

五十嵐さん、さくらさん、ギャラリー見ていただいてありがとうございました!
音源の「NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC」のキャプションに、
出演:砂布さん・鼻炎トリオさんを書かせていただきました(昨夜、見落としてしまっていたようで、すみませんでした!)

私もライブ後、、とても”愛”に思いがつのり、、
ブログを書きました。
http://d.hatena.ne.jp/nigawakokoro/20110610
またも、五十嵐さんの詞を引用させていただきました
五十嵐さんの詞はいいなあ

創作にもそろそろまた、えいこらせと、精を出そうと思います
ではまたっ

大橋

ohashi #- | URL | 2011/06/10 22:42 * edit *

あっあとっ
新曲、超たのしみです!

ではー

ohashi #- | URL | 2011/06/10 22:57 * edit *

イエイ!音源ちゃんと送れていてよかった!
やっぱライブはいいね。
またこのメンバーで音を奏でたい。
気が早いけど来年が楽しみ。

そして、やっぱ出来ましたか新曲。やりましょう。
自分が今回使ったサイトに音源をアップすると7日間まで
誰でも自由に音源を預かってくれて、なかなか便利なサイトでしたよ。
ご参考に。






山村タケサンシン #- | URL | 2011/06/10 23:55 * edit *

ほんの1泊2日の時間が起こした奇跡のような余韻に、身を委ねながら日常に戻って行った1週間でしたね。

大橋さんがアップしてくれた音源、職場の同僚でライブに良く来てくれるK田さんが、早速聴いてくれてました。
忙しい中、愛ある作業をありがとう!
最近、久しぶりに宮沢賢治を再読している五十嵐です。

タケサンシン君、良い仕事してくれた。サンクス!
6月26日あるぽライブ、また新鮮な気持ちでやろう!

五十嵐正史 #- | URL | 2011/06/11 22:49 * edit *

さくらさん、「NO NUKES~」楽しんでもらえてうれしいです。
キムラさんのマンドラ、最初メールでは「ベース2本もなんだから、端っこでマンドラでも弾いてます」なんてクールに言ってたのだけど、どうしてどうして、むちゃくちゃ存在感ある音ですよね~。

ディランおたくのあたしにゃ、まるで75年の「ローリングサンダーレヴュー」の時のディランの「天国の扉」みたいなサウンドで(曲は同じなので)、この音大好きです。

「廃炉!」今度はみんなでやりましょう!

五十嵐正史 #- | URL | 2011/06/11 23:53 * edit *

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