周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ734 

2016/11/22
Tue. 23:03

いつもの起床時間の約30分前に起きた震度3の地震に、ぼくはまったく気付けず熟睡していた。

朝起きて騒がしいNHKニュースで福島沖の地震を知り、いつものように茹で麺で駅そば風のたぬきそばを作って食べながら、ニュースキャスターの「ただちに逃げて下さい!」「東日本大震災を思い出して下さい!」「命を守るために!」と繰り返し言うのを聞いていた。それは叫んでいるわけではないがかなり強い、妙に圧力のこもった口調で、けれどその声音のどこかにわざとらしさも感じさせ、ぼくはいつもと変わらぬ美味いそばを味わいつつも違和感を拭えず、「もっと他に言い方があるのじゃないか?」という思いを止めることが出来ずに持て余した。

渋谷のNHKスタジオの安全な場所から、福島の住民に向けて呼びかけているであろうニュースキャスター氏。もしかしたら必死だったのかもしれない。けれど、ぼくであったら福島や東北に向かって「東日本大震災を思い出して下さい!」と強い口調で何べんもまくしたてることは出来ない。お尻を叩くような急かす口調もしたくない(仕事柄、急かされるとかえってパニックになる人を多く見ている)。ただただ、淡々と何度も何度も津波の危険と避難の必要と、明らかになる現状をなるべく感情的にならずに、安全な渋谷のNHKスタジオから言うだろうと考えた。
そして、そんなことを考えそばを食っていたら、我が同僚のSママファミリーが身内の通夜と告別式の為に茨城県の那珂市の方に行っていることを思い出し、Sママたちは大丈夫だろうか?と、ふと心配になった。

5年前の東日本大震災の余震であったという今朝の地震でも、ぼくがリアルタイムで想起したのは結局そんなことぐらい。何の備えも対応も出来ていない。相も変わらず他人事な反応の自分を痛感する。
それでも、福島第一や第二、女川、東海第二原発等の状況をNHKでも津波情報と併せて伝えるあたり、あらためて現在は原発事故後の世界なのだということを思い知る。津波と同じく危険であるからこそNHKでさえ伝えざるを得ない原発は、一分一秒でも早く止めなければならない。原発事故後を生きると言うことは、それ以外にあろうはずがない。

明日は今回で46回目!の我が地元のイベント、稲田公園野外パーティーで10:40からソウブラはライブをする。
別名共産党バザーとも呼ばれ定着しているこのイベントで歌うのは年に一度の楽しみでもある。なにせ野外は気持ち良いし、愛する地元でのライブだからそれだけでうれしい。母ちゃんも毎年餅つきの手伝いで参加する。多摩区に住んで23年、出店の数は昔より少し減ったような気もするけれど、物によっては100円以下で買える大規模な古着市があったり、いつものおっちゃんが呑みながら売っている酒販売コーナーがあったり、うどんに玉こんにゃくに焼きそば等々楽しみがいっぱいだ。
けれど、ソウブラメンバーがどうにも楽しみなのは、イベント後に多摩川の河原に移動して昭和初期からここで居酒屋を営んでいるたぬき屋で昼呑みすること。ホンと、我が愛する多摩区には好きな場所があり過ぎて困るのだ。

明日は「ヘルスよしの」と「廃炉!」は絶対に歌うと決めている。

今宵のBGMは、サン・ヴォルトのジェイ・ファーラーが参加したウディ・ガスリーの未発表詩に曲を付けたプロジェクト“ニュー・マルティテューズ(新しい民衆)”の2012年のライブ音源CD-R。地味だけれどメンバーそれぞれの味が出ていて、フォークの枠に留まらないかなり実験的な音でもある。聴いていて飽きの来ない逸品だ(ネットからフリーダウンロード出来た)。
BG酒はトリスクラシックハイボールでした。では明日は稲田公園でロケンロール!
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