周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ731 

2016/11/11
Fri. 23:20

施設の年に一度の宿泊旅行から無事帰宅した。

一泊二日で今年は、伊豆の修禅寺にほど近い畑毛温泉に16名で行って来た。
行きの休憩場所である海老名のSAでは、旧知の同業者であるYさんとばったり会った。もちろん彼の所も同じく施設の旅行であり、熱川に行くと言う。この時期道中は福祉施設の一行と多くかち合う。きっとそれぞれ年に一度の一大イベントであろうし、職員はこれが終わるとなにがしかホッとし、一年ももうすぐ終わるのだなぁという気分になるはずだ。
福祉施設には独特の一年の流れがあり、節目を告げる行事がある。まぁ一泊旅行をやっているのは、おそらく自立支援法以前からやっている所だろう。事業所(施設)にとって、一銭の得にもならないこのような大きな行事は、法以降の費用対効果を隅々にまで行き渡らせた経営型の発想で行けば、真っ先に切られるものだからだ。

ぼくの所も運営は火の車ではあるが、幸い共同募金会から毎年費用の約75%にあたる30万円の寄付をもらえているので、こうして今年もバスを借り切っての旅行が出来た。

今回泊まった大仙家というホテルは、湯治場的雰囲気のあるあまり観光ホテル然していない落ち着いた宿で良かった。温泉の入り方もまさに湯治場のそれで、源泉のぬる湯に最低30分浸かり、熱湯は少々で済ますようにとある。胃腸病によく効くともあるので、幼少より胃腸が弱く常々難儀している(実はトイレの心配があるので、団体のバス旅行が苦痛でならない。仕事でなければ絶対に参加しない)ぼくは、今回も隙を見ては温泉に入りゆっくりぬる湯に浸かりながら腹をなでた。
思えば、初日に訪れた修禅寺“虹の郷”にあった夏目漱石記念館(修禅寺で夏目漱石が療養していた菊屋旅館の部屋を移築)で見たように、漱石も胃腸病に効くという伊豆の温泉で湯治していたのだし、彼の作品にはけっこう伊豆が出てくる縁の地でもある。元来風呂好きであり(銭湯もすきであった)、伊豆でも日に何度も温泉に入った夏目漱石。胃腸が弱い所や偏屈なところ、個人主義であるところなど、ぼくはけっこう共感するところが多い。彼の作品も好きであり折に触れ頁を開く(今回の旅行では、先日古本屋で100円で買った「漱石書簡集」を携行した)。

施設で年に数回のアルコール解禁である旅行だけれど、最近は酒を呑まない利用者が多くなり、大目に注文してしまったぼくが結局ビールの中ビンを4本くらい呑んでしまい、今朝は見事に下痢になった。湯治の意味があまりなかったかもしれない。
それでも宴会はいつものように(それでもかつてと比べると、こちらも歳を取ったせいか大人しくなったと思う)カラオケ大会で盛り上がり、ここでだけしか披露しない女性利用者の歌うAKB48の曲に合わせて、所長のアタシが何人かの利用者と共にキレキレのダンスで踊りまくるという痴態を晒した後、三本締めで終わった。

2日目の今日は朝から下痢に苦しんだけれど、障害者手帳携行で付添含めて全員無料で見学出来た「韮山反射炉」は、とても小さな世界遺産だったけれどなかなか見応えがあって面白かったし、昼食をとった沼津港の店先に並ぶ干物は圧巻だった。勇造師匠の名曲「海の始まり」の一節“干し魚売る声の向こうへ広がり始めた海の始まり♪”が頭に流れる。

お土産はアジの干物5尾1000円と、子どもからリクエストのあったおまんじゅう750円。
施設に帰り着くと一刻も早く家に帰りたくて家路を急いだ。いつものことながら、一泊他所に泊まっただけでぼくはホームシックになってしまう。団地に帰れば、一泊でもぼくが家を空けて帰って来ると必ずしてくれる次女の抱擁が今日も待っていた。ふだんは父にダメ出しの多い厳しい次女だけど、こうして父の胸に飛び込んで来れる愛しさはたまらない。いったいいくつになるまで父の胸に飛び込んでくれるだろう?

というわけで、諸々ホッとした気持ちでつらつら書きました。
日曜日は絶対ヘルスよしの行こう~っと。

今宵のBGMは、久々聴いています岡林信康リサイタル“中野サンプラザ・1975”。実は豊田勇造師匠にもっとも影響を受けているぼくですが、その以前は大の岡林信康氏ファンであり、ソウブラ初期に生楽器にこだわり和のリズムを取り入れたのは岡林氏のエンヤトットの影響なのです。あの時夢中になった和のノリは、ぼくの中に自然に根付き今もヒョコヒョコ顔を出しているはず。
後半美空ひばりがゲスト出演する、豪華だけれど岡林氏らしい手触りのある良いライブ盤。先日勇造師匠が京都駅でばったり岡林氏に会った時のエピソードがステキ過ぎて、久々に岡林氏を聴くこの頃です。

BG酒は、山崎限定蒸留ウィスキーを水をチェイサーにしてストレートで舐めてます。年数回に分け一年かけて飲み干すご褒美酒。
ではまた、ロケンロール!
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