周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

高田馬場福祉作業所アトムフェスタライブ終了! 

2016/11/07
Mon. 19:02

今年で4年連続4回目の出演となった高田馬場福祉作業所のイベント“アトムフェスタ(高田馬場のイメージキャラクター「鉄腕アトム」に依る)”ライブ、今年も盛況で自分でも良いライブが出来た充実感が残った。

正直言って、自分の感覚としては今年一番の充実度であったし、自分自身を存分に表出したライブであったと思う。うん、ぼくがいつも思い描いている理想のライブであった。ソウブラの放つ音楽とぼくの歌う言葉が確かに受け止められ、その場で反応を直接もらいながらその時一期一会の時空(ライブ)を共に創る瞬間のまさに連続。年に何回もライブをやるけれど、そんなやり取りを実感しながら出来るライブは正直それほど多くはない(だから、その瞬間を求めてライブからライブへと歌い続けている)。

前回のブログで、所長の心意気で呼んでもらっていると書いたが、もちろんそのおかげが大きいけれど、手前みそを承知で言えば、福祉作業所のみなさんも年に一度のソウブラライブを楽しみにしてくれているのである。それがビンビン伝わりそれこそが、ソウブラがソウブラとして歌っている一番の理由であり存在意義でありバンドとしての在り方証明なのだ。

ソウブラ結成間もない頃、路上以外のライブの場として、ぼくはいわゆるプロの登竜門も兼ねたライブハウスは一切目指さなかった。代わりに市民運動の場やデモ行進などでも歌ったが、東京に出てきて初めてメンバーであるタケサンシン山村君の職場であった大田区のK福祉園という福祉施設のお祭でライブをした。25歳の時だった。障害を持った人もスタッフもぼくらも何のカッコつけることなく声を上げ踊り、ぼくはそれまでライブをして来た中で最も自分のあらん限りの思いを込めて自由に歌えギターを弾けた。自分がこれから歌って行く新たな世界が開けた気がした。自分が自分の歌うべき場所で歌うべき歌を唄った充実感、それはまさに自分の在り方を見出したライブだった。

それから20数年、ライブハウス以外のいろんな場所で歌った。新しい世界が開けたと思ってもその後トントン拍子に行ったわけではない。いくつかの福祉施設でも歌ったけれど、いかんせん手前の歌いたい歌しか唄わないバンドであるから、無難でステレオタイプな施設の利用者さんたちの喜ぶ歌を決めつけリクエストされることに必死で抗ったり、思ったような解放区を作れなかったり、こちらの力みが空回りしたりとまぁ上手く行かないことも多かった。農の世界に飛び込んだ知り合いのツテで、千葉県の某市と縁が出来て喜んで何度か歌いに行ったこともあったけれど、地元の方にハッパ目的のミュージシャンと勘違いされ(思えばヒドい誤解だ)叱り飛ばされたこともあった(昨夕打ち上げで呑んでいてこんな思い出話をした)。正直こちらも未熟だったし、だからこそ?あきらめることもなかった(心が折れそうになったけれど)。

昨日、全曲でうれしい手拍子をもらいながら、やはり今年も「廃炉!」を思いきり歌い、最後の曲ですと毎年歌っている「結風」の曲名をコールすると、ウワーッとリアクションが返って来てもちろん最後の「か~ぜ~にふ~か~れ~♪」もみんなで思い思いに歌ってくれた。うれしかった。こうして歌が生きていることが。そのまま自然にアンコールが起こり、応えて「そこからロック」を歌って4回目のアトムフェスタソウブラライブは大団円を迎えたのだった。
ソウブラのステージには40~50人のお客さんが居たと思う。ぼくらの後はステキなベリーダンス。階下では朗読劇。東京電力のブースがあったり模擬店やバザーも。そんな賑やかでその施設の地元ならではの関わりが見えるイベントの中に、ソウブラのライブもある。ぼくらは何はばかることなく自由にロックした。それってやっぱり良い在り方だなぁと思う。ロックはそんな中にこそあって良い。それらしいそれ風の場所でしかやらない聴けないのは、ぼくからするとロックではない。少なくともソウブラのロックではない。

ライブ後、控室にギャラを渡しに来てくれた所長のアラーキー君から来年の出演もその場で依頼され、モチのロンで二つ返事のOK牧場したソウブラ面々。せっかく声かけてくれたアラーキー君を、楽しみにしてくれる高田馬場福祉園のみなさんとアトムフェスタ来場者のみなさんを、がっかりさせない熱いソウブラライブを、来年も絶対やりまするぞ~!
今年もありがとう。アトムフェスタ!高田馬場福祉作業所!

打ち上げは高田馬場駅近くの300円酒場で5時間呑み!友人の結婚式帰りのうめちゃんも駆けつけて盛り上がりました~。

アトムフェスタソウブラセットリスト
①新しい日々
②この素晴らしくない世界で
③君と同じ
④上を向いて歩こう
⑤命でしかないビート
⑥廃炉!
⑦結風
~アンコール~
⑧そこからロック
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この記事に対するコメント

2017年アトムフェスタも待ってます!

アトムフェスタから、早くも1週間が経ち、すっかり祭りの話からも遠ざかり、普段の作業活動に追われている日々です。利用者から「ハイロー!」の歌、今年もとてもよかったね!!と言われたが、実は廃炉の意味をあまりわかっていないようだった…。私も難しい話をせず、ソウブラの熱い音楽・歌声が印象に残ったことを共感し、「また来年も来てくれるよ」と応えました。ほかにも「三味線は、ギターの仲間?」とか、「女の人がいなかった」とか、「歌の人(五十嵐さん)が首を振って気持ちよさそう」とか、不思議な感想ばかりが出てました。
二十年近く続いたK福祉園の祭りに呼ばれなかったと聞き、なぜかOBである私自身淋しくなってしまった。これまで、ソウブラを聞いた利用者の皆さんの声を聞かなかったのだろうか。事業所祭りの主役は、利用者ではないのか!アトムフェスタは、久が原に代わって、新たなソウブラ伝説を作っていきましょう。ソウブラの歌を耳に、身体に、こころに刻むことで、勇気をもらい続けます。
来年も11月5日(日)に祭りを開催予定です。よろしくお願いいたします。

アラーキー #G.LvgUUM | URL | 2016/11/14 22:15 * edit *

2017年もアトムフェスタ歌いに行きます!
アラーキー今年もありがとうでした。利用者さんたちのリアクション良いね~(笑)うれしいです。自由に聴いてもらって楽しんでもらって最高です。
おじさん達4人は、梅ちゃんが欠席なのにがっかりしてみんな帰っちゃったらどうしようって、実はドキドキしてたのです(笑)。
K福祉園の出演が途切れたのは残念だったけど、ソウブラにはアトムフェスタがある!声かけてくれた時はホンとうれしかった~。
新たな伝説、ぜひ作りましょう!
2017年11月5日、もうライブスケジュールに書いちゃおうか(笑)。
来年はフルメンバーで、またまた思いきり歌って(ホンとアトムフェスタ歌ってて気持ち良かった~)みんなに自由に楽しんでもらおうと思います。
ぜひぜひ利用者のみなさんにもよろしくお伝えください!アトムフェスタお疲れ様でした。

五十嵐正史 #- | URL | 2016/11/15 23:27 * edit *

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