周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

2011年6月5日大人の遠足の記憶 

2011/06/08
Wed. 23:46

サントリーで旨すぎるウィスキーを飲んだぼくらは、良いコンコロもちで昼食の場所に決めていた西国街道沿いの、うどん、丼物、寿司まである食堂西村亭へ。

ここのことは以前、さくらさんのブログで紹介されているのを見て、「絶対行きたい!」と決めていたお店(店の様子はソウブラギャラリーで見てね!)。
前夜カンチさんに案内してもらっていたのですぐに行けた。

店には、すでにカンチ&さくらさん、スナフさん、キムラさんが先に来ていて食事をしていた。
ギターと荷物を抱えた7名所帯のぼくらだったが、店内は意外と広く、めいめい味のある懐かしい模様の入ったテーブルに着く。

一息つきながら店の中を見渡すと、ちょっと高めの天井なんか、いかにも戦前の建物を思わせる造りで、大きな扇風機が回っている(エアコンは見当たらなかった)。
ぼくが座った入り口近くのコンクリート床は、なぜか思い切り傾斜していて、頼んだうどんが来てテーブルに置かれた時は、汁がこぼれるギリギリの状態だった(笑)。冷茶の入ったアルマイトの急須も渋くて、昭和の生活雑貨コレクターの森田君はとっても欲しそうだった。

ぼくは例によってたぬきうどんを頼んだのだが、関西でたぬきを頼むと、実は天カスが入っていない。西村亭のは、お揚げのキザミにあんかけがかけてあるうどんが、「たぬきうどん」と称して出て来た。
天カスなくともこれはこれで実に旨い。あんかけにおろし生姜が入っているので、のどがじんわりとあたたまり、風邪気味だったぼくにはちょうど良かった。隣の浅田君は肉うどんを旨そうに食していた。

店には他に常連客とおぼしきおっちゃんが居て、店主と阪神タイガースの話をしている。

ふだんは東京の小ぎれいな店ばかりが目に映っているぼくに、この昔からの古い街道沿いの、往時は紡績工場の労働者で商店街が賑わっていたという時代からある西村亭の中は、まるでタイムカプセルに乗ってやって来たような場所に感じ、でもぼくにとって、それはしっくり来る自分の居るべき場所に思えてしまう(いかにふだん、自分の嫌いな風景に囲まれていることか)。ふと、高田渡さんの「ブラザー軒」という大好きな歌を思い出した。
こんなステキな店の近所に住んでいるカンチ&さくらさんがうらやましい。

サントリーでウィスキー天国を堪能し、西村亭でタイムスリップして旨いうどんを食った幸せ一杯のぼくらは、西国街道を、先に行って切符を買ってくれているさくらさんとキムラさんの待つ山崎駅へと向かい、いよいよ嵯峨野トロッコ電車に乗る大人の遠足へと出かけた。

さぁ、いよいよ明日が、短くも楽しかった関西道中記の最終回、どうぞお楽しみに!!

今宵のBGMは、これまた南風楽天バザーでGETした、勇造さん提供の2本組カセット「カラワン・豊田勇造・友部正人タイ全国ツアー‘85 8月」。
これは18年前に、当時山村君の上司だったフォーク好きの人からダビングしてもらって良く聴いていた、勇造師匠が、友部さん、カラワンとやった初のタイライブツアーの実況録音盤。
このライブカセットは、PAを通して録音したものではなく、会場で録音されたものなので、いわゆる聴きやすい音でないかもしれないけど、ぼくはこのサウンドが大好き。昨年発表したソウブラのライブアルバムは、このライブカセットのような音をイメージして作った。
なにせこのカセットには、当時36歳の勇造師匠の若々しい、初めてのタイに溌剌と挑む姿が記録されていて聴き応えがある。それにしても、出会ってまだ日が浅いだろうに、一緒にツアーをする中で、カラワンが勇造さんの曲にバックをしっかりつけているのに驚く。とっても濃密で、音楽に満ちた、それこそ魂のやりとりをしたツアーだったのだろうと想像する。「タイと出会うて変わった」と良く話してくれる勇造さんの貴重な音の記録だ。

BG酒はトリスハイボールでした。ではまた、ロケンロール!
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