周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

土日共にライブのあった翌日の月曜の朝のしんどさは年々キツくなる。特に齢47になった今年は、かつてはけっこうあった前夜の高揚感の持続がかなり減り、正直言って朝から心身共にぐったりである。

こんなことをいつまで続けられるのだろう?と自問しながら、朝の通勤電車の中でこの2日間のライブを独り反すうする。
土曜日は大森カフェスペースCの開店20周年パーティー、日曜日はこれまたソウブラの師である豊田勇造さん阿佐ヶ谷あるぽらんライブの前座歴20周年ライブであり、どちらも20年が共通項のライブであった。

スペースCでは開店時に尽力された方たちが久しぶりに見えたり、知己のN区議会議員から、ぼくのように現在も関わっている人間も交じってなかなか有意義に20周年を肴にして交流出来た。当然ながらこれまで関わった人の全てが来たわけではない。この間で亡くなった方も、あまり気持ちの良い別れ方をしなかった人まで実に様々な関わり方が在ったことは言うまでもない。なにせ20年である。そんないつものスペースCとは違うお客さん達を前に楽しく4曲歌わせてもらった。

そして翌日のあるぽらんでも、この20年を見届け続けてくれた人から今回初めて観に来てくれた人まで来ていただき満員となった。満員のあるぽらん、勇造師匠とソウブラの看板ライブをこうしてたくさんの人が楽しみに来てくれた。そのことが全てでそれが何よりもうれしい前座20周年である。ここでは必ず共演して歌う師匠の曲「いとうくん」と「ガヤガヤ阿佐ヶ谷」は、これまでで一番ステージと観客が自然と一体化し演奏も良かった。ここでしか出来ないここならではのライブ。20年やらせてもらって来たけれど、まだまだ何度でもやらせてほしい。まだまだ師匠から学ばせてほしいし、一緒に歌いたい。

ライブ後、今年もマスター佐々木さんから「丁寧な演奏で良かったよ」と言ってもらい、師匠からも「バンドの音が出来上がってるね~」と言ってもらって、ぼくは「あぁ、こうして毎年2人からもらえる言葉で「自分たちはまだやれるのではないか」と思わせてもらい、続けて来れたのだと思い知る。勇造さんとは曲作りについても話し、「月に1曲は作ってます」と言ったら誉められた(バンドメンバーは勘弁してほしいだろうけど)。

しかし、20年あるぽらんで歌わせてもらっていれば、自分の歌やパフォーマンスに決定的に欠けているものも良く分かってくる。場数(それもちゃんと客の居る場)というものはそのように己を知らしめてくれる。そして、それがもはや如何とも修正、または新たに得とくすることなどは叶わず、逆にそれを武器か売りにするしか手はないのかもしれないことも(おそらくぼくはすでにそれを売りにしている気がする)。

今日何とか仕事をやり切り帰宅して、ようやく心からホッとしながら、銀杏をアテに麦とホップ赤で晩酌しつつ、夕飯を作っている母ちゃんとこちらに背中を向けて宿題をしている2人の娘に向かって「父ちゃんには色気が無いんだとよ~」と愚痴れば、2人の娘は口を揃えて「父ちゃんに色気なんかあったらマジキモい~!」とブーイング。母ちゃんは「なに言われたって父ちゃんから歌取ったら生きていけないでしょう。そんなことでイジけないでよ」と言う。「はっ、イジけるもんですか!」と言ってグビッと麦とホップをあおり、昨夜も艶っぽかった師匠のギターの音色と声を思い出して、「色気かぁ~」とため息をついたのだった。

「所帯じみてる」とか「真っ直ぐな」とか良く言われるけれど、それは決してパフォーマーに対しては褒め言葉ではないだろう。
自分に決定的に足りないモノを自覚しながら、それでも歌い続けたいのなら歌い続けるに他はない。正直限界も感じている。けれどそれは止める理由にはならない。なぜか?ぼくが歌を書くからだ(実は今日も1曲出来た)。ぼくは書かずにいられないから書く。そうするとどうにも歌いたくなる。ただそれだけ。それは1人でもバンドでも良い。そこに「色気」の入る余地は残念ながらありそうにない。

22日スペースCセットリスト
①君と同じ
②そこからロック
③結風
④上を向いて歩こう

23日あるぽらんセットリスト
①再会の夜に
②普通の暮らし
③ヘルスよしの w前田悠平(ティン・ホイッスル)
④命でしかないビート
⑤ワン・ギター

12月3日(土)吉祥寺のろでニューアルバム発売記念ライブ決まりました!
いろいろ忙しい時期でしょうが、ぜひぜひお運び下さい!そしてニューアルバムぜひぜひお楽しみにしていてください。
18:00開場 19:00開演 2000円(ドリンク別)
 
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2017-04