周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ702 

2016/08/21
Sun. 21:06

絶滅危惧種たる所以であろうか?

晩夏のまほろばの森を歩き、森の中のあちこちに点在するタマノカンアオイの緑葉をしげしげと眺めていると、周囲に圧倒的にある他の野草、特に葉の形状の似ているものと比べても、明らかにタマノカンアオイのその葉の色合いは異質に見える。端的に言えば色が単色でなくあらゆる緑が微妙に混ざり、よく見ると斑紋も浮かんでいる。そしてなにより点在しているタマノカンアオイの一つ一つが微妙にその葉の色合いを違えている。これは群生する他の野草と最も違う点だ。

さすがは数百万年も前からこの地域(多摩地方)に変わらぬ姿を留めている原始植物である。
しかし、その存在はとにかく地味で少数。他の野草との色合いの違いなぞ、昨今のデジタル画像の色彩に慣れている現代人の視覚ではもしかしたら分からず、その微妙な風合いなど気付きもしないかもしれない。
午前中は一人で、昼前に次女と長男と母ちゃんとでもう一度、そして夕方ヘルスよしのへ行く前にもう一度一人で今日は三度もまほろばの森を訪れてタマノカンアオイの在り方を観察し、感動した。

おそらくタマノカンアオイは、その土壌さえ奪われなければどんな植生の中でも駆逐されることなく生き続けるだろうと思う。共生と言えば聞こえは良いが、決して守られぬ環境下で、たくましくどんな外来新種や他植物にも侵されない生命力の強さを観る人が観れば知らしめてくれる。ホンとどんな群生の中に埋もれていても、ポツンとタマノカンアオイは多くない葉を茂らせ春夏秋冬枯れることがない。そう、決して枯れ果てることはないのだ。

もはや外来種や繁茂を誇る森の野草に数で勝つ事などない。しかし森が在る限り他所の森に移動することも、種子を遠くに飛ばすこともせず、されど消え去らずここにあり続けるタマノカンアオイ。思春期からこちら、ありとあらゆる本や人物や音楽から生き方と在り方を学び教えられて来たが(あらゆる権威や組織はすべて反面教師であった)、47にしてまさかこの小さな近所に生えている絶滅危惧種の植物に生き方を実地で学ぶとは思いもしなんだ。

そして今宵は調布の花火大会を、例年通り団地から堪能した。
直線距離にしてここから多摩川までは1kmくらい。毎年玄関を出たすぐの場所から夜空に咲く大輪の花火を団地のみなさんとぜいたくに堪能する。息子は同じ棟の同級生と夜の団地を駆け回って遊びながら、長女は写真を撮りながら、次女はキリン澄みきり片手に地べたに座って花火を観ているアタシの隣にちょこんと座りながら、母ちゃんは夕食の支度を終えてご近所さん達と話をしながら、みんなでこの幸福な晩夏の夜の1時間を過ごした。また歌が降りて来そうな気がする。

今宵のBGMは、ピーターバラカン氏DJのバラカンビート録音音源。
BG酒はキリン澄みきりでした。ではまた、ロケンロール!
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