周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

今日は、昨日のかけこみ亭ライブで年始に買い溜めしておいたギターの弦のストックが無くなってしまったので、久しぶりに町田に出る。今度の土日もライブ(土曜日はNPO法人もやいさんのパーティーでライブ、日曜日は片岡一郎君の活動写真ライブ)が入っているので、どうしても今日買っておかないといけない。

ライブでいろんな街(と言ってもほぼ都内)に出かける以外は、ほぼ団地近辺から外に出ない傾向はさらに強まり、30分で行ける町田でさえよっぽど用事がない限り出かけなくなってしまった。せめて映画館へは行きたいのだが、それさえもう何年も行けていない(今度近所の新百合ヶ丘で、森達也監督の「FAKE」が上映されるからそれはぜひ観に行きたい)。

ギター弾きにとってギターの弦は必需品であり、誰しもそれなりに拘るものである。
ぼくの拘りはズバリ、“安くて出来るだけ良いモノ”それに尽きる。30分くらいのライブならば2~3回同じ弦を使うが、2時間のワンマンライブをする時は必ず弦を張り替える。年に40本ライブをやるとして、少なくとも1年で25セットは弦を使っているだろう。実際結構な出費なのだ。

それで現在ぼくが愛用しているのは、かつてはタカミネというギターメーカーが出していたものを現在はエレアコというメーカー名に替わって店頭に並んでいる3セットで1000円ちょっとの、フォスファーブロンズ(普通のブロンズをコーティングしたもの)ライトゲージなのであるが、このフォスファーブロンズが実はなかなか置いてない。ぼくが知る限り町田にしかない。普通この値段で売られている安いパック弦はどれも品質がショボく、張ったばかりなのに始めから全く鳴らない(鉄弦なのにつまびいても全然響かない)ものやチューニングが定まらないものもある。しかし、エレアコ社のセット弦は国産だからなのか質が悪くない。少なくともマーティンの一番安い弦より全然鳴るし持ちも良い。ゆえにぼくはこの弦を愛用しているのだが、人前で良くライブをするギター弾きの中では、おそらくこんな安い弦を使っているのはぼくくらいなのではないかと思う。無論ぼくだって1セットで1000円くらいする高い弦を使いたいとは思うが、そうは懐事情が行かせない。この4月から息子が小学生になってさらに物入りになったために、アタシの小遣いは5000円減ったので、今まで以上に呑み代以外に回せるお金が無くなってしまったのだ。

頭の中で一生懸命今月の小遣い残金と、給料日までのライブ&呑み予定を暗算しながら脇汗かきつつ弦を買う。
余裕もないのにせっかく町田に来たのだからと、ディスクユニオンにも寄ってしまう。ボブ・ディランの新譜も今月は見送ることにして500円くらいで買える中古LPがあったらと思って物色するが、どうしても欲しいモノは見つからずなぜかホッとする。さぁ、では帰ろうかと出口付近の音楽本コーナーをちょっと見たら、ニールヤングの分厚い自伝本全2巻の1巻が定価2660円のところ古本で1000円で売られていた。ぼくはミュージシャンの自伝や伝記本を読むのが大好きでこの本もぜひ読んでみたいと前から思っていた逸品。それが半額以下で売られている。手に取ると状態も良い。ぱらっとめくって読むと、ニールヤングが数年前に大病して以降マリファナと酒を止めたことが書かれていた。ぼくは脇汗をかきながらその分厚い自伝の第1巻を購入して団地に帰った。

昨日のかけこみ亭での反戦歌、労働歌そして生活の歌を唄おうコンサートは、とっても歌に溢れたステキなイベントライブであった。このタイトルであれだけの出演者達とこんな風に歌で溢れたライブが出来たことが何だか誇らしい。そう、俺たちゃ歌唄いだ。「安倍を倒せ!」とかラップモドキでスローガン吠えたり中指立てて「失せろ!」とか罵詈雑言を絶叫する示威行動者ではない。

昨年夏以来の国会前で感じていた違和感、よく言われた「頭数になる」という言葉。ぼくはやっぱり頭数になることは拒否したい。頭数になるより、人と繋がれるコラボ出来る例外でありたい。でなければ必ず利用される。権力にも反権力にも。そして自分の属性であるところの「正義」を疑うことが出来なくなる。それに固執しそれを守るためなら暴力や差別を肯定するようになる。歌は例外である者にとって本当に心強い支えだ。

昨日のライブでは、自分の生活の歌を唄わなかったので、代わりに生活感丸出しのエピソードをここに書いた次第。
昨日かけこみ亭に来て下さったみな様、誰もが自分の持ち味で歌い切った出演者のみんさん、主催者のマスダさん、そしてかけこみ亭に心からありがとうございました!

6月11日ソウブラセットリスト
①普通の暮らし
②新しい日々
③死んだ男の残したものは 詩 谷川俊太郎 曲 武満徹
④三ツ星さん 詩 竹内浩三
⑤日本が見えない
⑥我が地球 2016

最後出演者全員で
・教訓Ⅰ
・私の青空
・男らしいってわかるかい(アイ・シャル・ビー・リリースト)
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この記事に対するコメント

まさしくThis Land

「我が地球」いいですね。ウッディの精神が正しく受け継がれているし、彼が生きていたらきっと五十嵐君のように歌っています。我が祖国という邦題はちょっとニュアンスが違っていて、原題は「この大地」というような意味合いかと思います。ソウブラの演奏も良かったですね。シンプルさに磨きがかかったように感じました。ご活躍あれ!

太田三造 #- | URL | 2016/06/12 20:40 * edit *

太田さんありがとうございます!
昨日は再会出来て、太田さんの歌が聴けて良かったです。「戦争をさせない」いろんな仮面を被ってやって来るいかなる戦争もさせない。強く共感しました。
ウディの「我が祖国」確かに英語タイトルは「国」を示す感じじゃないですね。「シンプルさに磨きが…」ホンとうれしい言葉です。このまんまやって行きます。またお会い出来るのを楽しみに!

五十嵐正史 #- | URL | 2016/06/12 23:34 * edit *

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