周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ669 

2016/04/27
Wed. 22:49

47歳になった。当たり前だが初体験、生きてて良かったである。

47年前の今日のことを、仕事中鵜の木駅前の銀行や郵便局に行きがてらふと思った。
ぼくが大田区で働いていて唯一心安らぐのは、大田区の南六郷がお袋の生まれ育った街であり、毎日通勤で利用する鵜の木駅周辺には、結婚する前のお袋が勤めていた製本所があったはずで、お袋も毎日下車していた駅であることを思う時。
そしてぼくは47年前のこの日、高度経済成長と川崎ぜんそくが最盛期を迎えた川崎市で生まれた。

28歳になったばかりの親父は、味の素川崎工場で働いており出産に立ち会えなかった。代わりに隣の大田区南六郷からおばあちゃんが来てお袋に付き添い、ぼくが産まれたことを親父の会社に連絡したそうだ。23歳になったばかりのお袋にとって、母親であるおばあちゃんがそばに居てくれたことはさぞかし心強かったことだろう。

ぼくが産まれる直前に親父とお袋は、横浜市の上大岡にマイホームを建てるための資金を悪徳不動産屋に騙し取られている。おかげでぼくはしばらく小さなアパートと借家暮らしを経験し、結局安くローンで購入した千葉県関宿町の町に初めて建った一軒家住宅に移り住むことになる。ひょっとしたらぼくは川崎生まれの横浜育ちになっていたかもしれないのだ。そうしたら、1年後に同じ横浜市の東神奈川で産まれる母ちゃんと出会えただろうか?町を出るまで、ぼくは陸の孤島のような田舎町の関宿に越してきた両親に恨み節を何度も言ったが、今日こうして同じ川崎市内の川崎区とは全く環境の違う多摩区に住んで47歳を迎えられたことに何の文句も無い。ただただ親父とお袋の初めての子として産まれたことに感謝である。

若いピチピチギャルのようなお袋に抱かれて、ぼくの息子をちょっとブサイクにしたような0歳の頭の大きな赤ちゃんのぼくが、仏頂面でカメラのレンズを見ている白黒写真を眺めて、何とも人が生きるということの不思議さ、縁を思う。誰もこんな日が来るなんて知らなかった。親父は不動産詐欺にあった翌日から何事も無かったかのように平然と仕事に出かけたと言う。心の傷の癒えなかったお袋は、お腹にぼくを宿しながらやり場のない思いを抱えて必死に前を向こうとしたと聞いた。まだ23歳、無理もない。47歳のぼくでさえ、迷いと逡巡と漠たる不安の寄せては返す毎日だ。親父は確かにタフだが単純で繊細さに欠けるのだ。ぼくは両親の性格を良くも悪くもブレンドして受け継いだ。

47歳になった翌日も、ぼくはお袋の働いていた何の痕跡も残っていない大田区の鵜の木界隈を歩く。48歳と半年で逝ったお袋の齢にいよいよ近づいて来た。

今宵のBGMは、素晴らしい誕生日プレゼントになりました、勇造ファンクラブ会長Tさんから今夜届いた貴重なブルーズCD&ビデオ(何と勇造さんの歌に歌われたあの3本のビデオ!)たちの中から、欲しかったオーティス・ラッシュの「ライブ・アット・シカゴ」。ディランのあの曲の元ネタもバッチリ入ってます。今宵ぼくの部屋はシカゴです。茶色い酒を呑んでいます。ありがとうございます!T会長!!

BG酒は、来月末に近づいた関西ライブの時に必ず寄る、サントリー山崎蒸留所のシリアルナンバー入りシングルモルトウィスキー。美味い!ではまた、47歳になってもロケンロール!
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