周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ825 

2017/08/29
Tue. 23:13

朝っぱらから北朝鮮発のミサイル打ち上げの脅威を煽る大本営発表に辟易した今日、我が家には昭和の仮面ライダー新1号が登場した。

職場の同僚である筋金入りの昭和ライダー好きのK田さんが、息子の手術成功祝いと心臓にニッケルチタンを埋め込まれ晴れて改造人間となった?お祝いに、知り合いのツテをたぐって何とあの本郷猛が仮面ライダーに変身するのに使用したライダーベルト(もちろんおもちゃ)を入手しプレゼントしてくれたのだ。
K田さんからいただいたブツを抱えて帰宅する親父を、息子はベランダに出て外を見張りながらひたすら待ち続け、暗がりの中を歩いてくるのを見つけると玄関を飛び出して駆け寄って来た。これまで長女と次女がぼくの帰宅を団地の外で待っていることは何度もあったが、息子が父の出迎えをするのはこれが初めてで、おそらく最後ではないだろうか?その証拠に「おかえり」の一言もなしに父の持っている仕事カバン以外の袋を見つけると、「これだね!」と言うが早いか奪って、とっとと家の中へと入ってしまったのだから。

森を鳴らすコオロギの声にうっとりしつつ、おっとりがたなで父も家の中に入れば、早速ライダーベルトを腰に巻いた息子が、いつも映像で観ているのと同じ音をベルトから鳴らしながら「へんし~ん、トォーッ!」とやって盛り上がっている。知っている人にしか分からないだろうが、昭和1号2号ライダーの変身ポーズにはなくてはならない効果音があって、あの音が鳴ると否が応でも気持ちが上がるのだ。コープ仕様の金麦で晩酌しながら変身を繰り返す息子を見ていたら、親父も童心に戻りたくなって「ちょっと貸せ!」と言って腰に巻こうとするが、悔しいけれど胴が太すぎてベルトが巻けない。腹が出ているのではない(ちょっと出てるが)。これは子どもサイズなのだ。それでも片手でベルトを押さえながら、1号ライダーの変身のかけ声を上げて音を鳴らすといやぁ盛り上がります。やっぱ昔の仮面ライダーの音はイイ!郷愁と勇気とが同時に湧いて来るのです。

この夜、いつも以上に息子とのライダーごっこ(思えばもう5年は続いている)が盛り上がったことは言うまでもない。

北朝鮮の脅威を煽る大本営発表の1日を我が家ではこうして過ごした。
夕食時にはいかに政府とマスコミの報道が大げさであるか、国民に恐怖と北朝鮮憎しを植え付けて安倍政権が人気回復を画し、それにまんまと引っかかる国民の愚かさを娘たちと語った。火薬の無いミサイルを海に飛ばす北朝鮮と、放射能汚染水を海に垂れ流しておいてそれをごまかす日本、どっちが人類の脅威か?人々が自然と共に幸福に暮らしていたムルロア諸島でホンモノ使って核実験を繰り返し命を奪ったかつてのフランスや、砂漠でホンモノ使って地球を、愚かにも自国を汚したロシアやアメリカの核実験はどれだけ人間の仕業として愚劣であったか?
今またこの国の民は試されている。意味もなく電車止められたり、号外まかれてにわかに興奮気味に「許せません!」などと街頭インタビューに答える会社員大人たち、アタシは情けなくて恥ずかしくてならない。だから今夜息子と思いきり子どもに帰って「ライダ~っ!へんし~ん!トォーッ!」と団地に響く声で叫んで憂さを晴らしたのだ。

K田さん、ありがとうございます!

今宵のBGMは、エリオットマーフィーの98年発表のボーリガード。激渋ロックアルバムが沁みます。そう、淡々とロックするのみ。一時はスーパーの催し物などでライブをしていたというエリオット・マーフィー、腐ることなく良い歌を書き続け唄い続け今まだ現役の68歳!最高だ。

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまたロケンロールで、トォーッ!
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