周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ806 

2017/06/29
Thu. 22:49

先週、大田区から「区内障害福祉サービス事業所における防犯体制に関するアンケート」なるものが送られてきた。

何でも大田区では、防犯設備整備補助なる防犯設備投資に限った新たな補助金支給を計画しているようで、その為の資料にするべく区内施設の防犯設備の現況調査をするのだと。
アンケート用紙を読んでみると、直にこの防犯設備整備補助の目的が、昨年7月に津久井やまゆり園で起きた「相模原事件」のような事件を防ぐためであることが分かり、ぼくはどうしようもない脱力感と共にまともに答える気の失せて行くのを感じた。
福祉施設で元職員が起こした事件を防犯設備強化で防げるだと?アホか!?と、脱力感は怒りに転化し走り書きのようにおそらく区側が100%望んでいない(聞いていない)回答文を作った。

“防犯設備を導入する予算が不足していることはもとより、津久井やまゆり園の様な事件の再発防止策が、施設の防犯対策強化であるとは考えられないからである(施設における盗難等の最低限の防犯対策は必要)。再発防止のために必要なことは、なにより施設(事業所)運営の脱成果主義、脱効率最優先化を通して経営ではない本来の「福祉」に立ち返る意識、組織改革であり、それを福祉関係者に広く継続的に呼びかけることだと考える。微力ではあるが、一福祉従事者としてそれを実践し続けることであのような事件の起こらない福祉の現場にして行きたい。”

前段までが防犯対策をしているかしていないか、強化するつもりがあるかないかという設問で、ぼくはどれも「やるつもりはない」と答え、防犯対策強化をやらない理由の回答例として資金不足が挙げられていたので冒頭がそれに呼応した出だしになった。
おそらくぼくの思想を熟知?している大田区障害福祉課は、「ハイハイ分かりました」てな感じで読み流すことは目に見えているのだが、こんなアンケートにまともに答えて「うちの施設で起こされちゃたまったもんじゃない」と、補助金もらって防犯カメラや緊急通報システムを入れて安心を買う同業他者が居たらと思うと、一人でも「否」と少々暑苦しい文章を送りつけずにおれなくなるのだ。損で難儀な性格かもしれないが、もとより損得で生きてきたつもりもない。幸い同志Sママもこのアンケートについて真っ先に電話をくれ、ぼくと同じように考えていることが分かり、以心伝心持つべきものは100のネットワークより1人の同志と心強かった。
それにしても、あの事件からどうして福祉施策の中身を施設の在り方を問おうとはしないのだろう?施設職員の思想を、福祉の思想の堕落と死滅を危機感を持って直視しないのだろう?警備会社を儲からせるだけで自分たちの責任逃れをする「福祉」にますます希望は見出せない。でもやっぱり敬愛する魯迅が言うように、絶望もまた虚妄なのだろう。だから自分でやるしかない。懲りずに続けて行くしかない。けれど正直くたびれている。いつも限界を感じている。燃えカスにむりやり風を入れて火の粉を立たせている。唄うことで救われている。自分を生きることで支えている。

今宵のBGMはカラワンのメンバー、スラチャイさんとモンコンさんの2人ライブカセット。これ貴重だと思います。インデックスの若い2人の写真から80年代初頭と見た。アコギとピン(タイの3弦楽器)だけのシンプルなサウンドなのに2人の紡ぎ出すグルーヴが凄すぎる。
BGドリンクは野菜ジュースでした。明日は今週2日目の半休を取って(こんなこと初めて。罰が当たるか?当たったってかまやしない)、いざ京都丸太町のライブハウス拾得へ。豊田勇造師匠デビュー45周年&YUZOバンド結成20周年記念ライブにソウブラギター森田君と駆け付けます。5年ぶりの拾得、待ってろよ~必ず行くからな~!SさんTさん一晩お世話になりま~す。かたじけなし!助かります。
では明日の夜は拾得でロケンロール!
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