周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ747 

2016/12/30
Fri. 23:55

今朝はゆっくり起きて、午後までかかって年賀状を40枚ほど書く。

年賀状は、毎年障害者雇用で郵便局で働く施設の利用者から無地のモノを購入し、娘2人が団地のお隣さんからいただいたプリントごっこ(!)でデザインをするのが我が家の恒例。それに干支にちなんだ写真をカラーコピーしたのを切り貼りして3バージョン程作る。
今年作った3種の写真の一つが、ヤクルトスワローズファンの長女が選んだヤクルトのマスコットキャラであるつばくろうだったので、「こんなところまでヤクルト入れやがって」と苦笑してたら、長女曰くちゃんと干支の酉年に合わせているのだとのこと。なるほど、つばくろうはツバメの着ぐるみなので確かに鳥である。

昨今はPCに取り込んだ画像をプリントアウトするのが年賀状の主流だが、プリントごっこのいかにもらしいアナログな雰囲気はなかなか味があって気に入っている。子どもらしいデザイン感覚ととても合っているのだ。そう言えば、我が豊田勇造師匠のライブのお知らせハガキも90年代頃までプリントごっこだったな~。一枚一枚刷ってたんだろうなぁと思うと、今もライブのお知らせをハガキにメッセージを添えて送ってくれる師匠の、手間を惜しまない告知集客努力に頭が下がる。

年賀状をポストに入れがてら、家族みんなで団地突端のまほろばの森を散策する。置かれていた道祖神の石像がなぜか撤去されて寂しかったが、タマノカンアオイは冬でも春、夏、秋と変わらぬ微妙に色彩豊かな緑葉を茂らせていつもの所に在った。けれど、冬はクヌギやコナラなどの落ち葉にほとんど埋もれてしまっている状態。森の他の植物や木々の多くが季節毎に姿を変えるのに、タマノカンアオイだけはほとんど変わらない。新葉が出たり株も少しずつ増えているのだろうけれど、そんなの数年単位では分からないくらいの変化である。さすが数百万年前から姿を変えない絶滅危惧種。ぼくはまたまたタマノカンアオイが大好きになってしまい、歌を書きたい気持ちが起きるが、もうすでにタマノカンアオイがタイトルに付く歌を2曲も書いているので、さすがに書き過ぎかと思うのだが、季節の巡り続ける小さな森で、ささやかに変わることなく在り続けるタマノカンアオイの姿を歌にしてみたい。

森を下りてGEOに行く家族と別れ、ぼくはさらに生田スタジオの方に足を延ばして別の森に入り、多摩美の森を通って目指すは今年の銭湯納めヘルスよしの。服装は最近の外出の定番となっている、11月の稲田公園野外パーティーのバザー品をいただいたシルバーの上下のスポーツウェア。これがホントに暖かく大重宝している。明日の夜の新宿中央公園でもこれ着て唄おうかなとも思ったりするが、何かあまりに普段着過ぎてちょっと気分出ないかな(それでなくても普段着とステージ衣装の違いがほとんどないのに)。

多摩美の森を落ち葉を踏みしめゆっくり歩けば、この一年森にはずいぶん癒されたことをあらためて思う。森があるおかげで、森に入らなくても森から流れてくる息吹を感じるだけで、ぼくは心の囚われから解放され、森の視点からぼくが多くの時間を過ごす現実の人間社会を見つめ直すことで、ずい分客観的になれたと思う。
森を下りるのが惜しくて、結局考え事しながら90分近くも歩いてようやく津久井道を渡り、読売ランド前の駅前通りを進んでヘルスよしのへ。森にもずいぶんお世話になったが、我が街の愛する銭湯ヘルスよしのにも本当にこの一年世話になった。もう何日も前から、今日年内最後のヘルスよしのへ行くのを楽しみにワクワクしていたのだ。

いつもの受付のおばちゃんにお代を渡して脱衣所に行き、まず年末年始の営業を確認すると、明日の大晦日まで営業し年始は4日までお休みするという。今年は確か初風呂やっていたと思うのだが、ご夫婦だけで正月返上して営業するのはきっと大変なのだろう。
いつもの気泡風呂に入り足を伸ばせば、今年何度も味わった極楽気分が心と身体を満たす。年末のせいか、ぼくが良く来るいつもの日曜日よりも湯客は多いが、芋洗いになることはない。それもまたここの銭湯の好きな所(今年数回入った、かつて竹内浩三も通ったと思われる高円寺のK湯は、いつ行っても芋洗いでたいてい1時間近く入るぼくが、30分くらいで出ざるを得ないほど)。

湯上りにいつもの冷えたトマトジュースをゴクッと飲み干して、受付のおばちゃんにぜひ今日は言おうと思っていた「今年も一年良いお湯をありがとうございました」と帰り際に声をかけると、おばちゃんうれしそうに笑って「こちらこそありがとうございました。良いお年を」と返してくれた。ぼくはとっても幸せな気分で、湯上りの何度歩いても懐かしく気持ちの良い短い商店街をゆっくり歩く。歌っていることを言わなくて良かった。こんな風にこれからもヘルスよしのと付き合って行きたい。思えば今年15曲書いた歌の、1月に書いた最初がヘルスよしのだった。書いていてとても楽しい歌だったから、今も毎回唄って楽しい。来年もヘルスよしの唄って行こう。

今宵のBGMは、岡林信康氏の1971年の狂い咲きコンサートLP3枚組。
知多半島時代、休日の午後中アパートでこのアルバムを聴いて(32曲収録で聴き通すのに3時間近くかかる)、それから冬の武豊港まで散歩した思い出がある。人生と歌がとても近い。ぼくにとって良い時間をこのアルバムと過ごせたと思う。

BG酒はトリスクラシックお湯割りでした。では明日は年内最後のライブを新宿中央公園でロケンロール!
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