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周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズのブログ

ロケンロールライフ662 

2016/04/07
Thu. 23:19

5日に自分のところの法人理事会があり、翌日はスペースCの決算報告書作りに夕方早めに出かけたものの、なんやかんやで4時間近く会計と格闘しさすがに昨夜は疲労困憊。週に2回だけ剃る髭を剃る気力も出ない。いっそのこと伸ばしたろうか!?

ぼくの所もスペースCも、同じ障害者通所施設である地域活動支援センターという事業形態なのだが、実は大田区からの補助金の出方も決算方法もまるで違う。それはなぜか?日本の役所というものは末端市区町村から国の省庁に至るまで、共通して縦割り組織でありけん制し合っても決して協働はしない。大田区では同じ障害者福祉でも知的、身体と精神では長らく担当課が違っていた。ちなみに身体と知的は傷害福祉課で精神は健康推進課なのであった。それが自立支援法により名ばかり形ばかりの3障害統一となり同じ障害福祉課になったのだが、いまだに同じ事業であっても基準も要綱も違うというダブルスタンダードがまかり通っている。

それを区の担当者に言わせると「これまでやって来たそれぞれの施設側の要望もあって統一出来ない」と言うのだが、それはまったく話がさかさまで「あんたらが勝手に別々にしたんだろうが!?」ということである。しかも、この同じ障害福祉で異なる領域同士は、かつて呆れるほどに横の連携が無く、そのくせお互いを変に意識して中途半端に模倣して基準を作るから性質が悪い(そのくせこちらには「もっと施設同士横の繋がりを」などと言って来やがる)。
小規模作業所から地域活動支援センターに替わって、これで同じやり方で会計が出来ると最初は思っていたが、結局新たに別々な基準が創られたのでさらに面倒になってしまった。

それでも地活になって4回目の決算で、ようやくスペースCの方も自分が納得行き分かりやすい(要するに大田区のおかしなお金の出し方が分かりやすくという意)決算会計をすることが出来た気がする(区への説明と、講釈の必要がおそらくあるだろうが)。
で、明日が22日まで続く書類提出ラッシュの最初の申請書類提出期限なのであった。

そんなこんなで連日遅く帰宅している間に、息子の入学式は終わっていた。儀礼的なものが苦手な父は端から行くつもりもなかったし(最近は父親もけっこう行くらしいが)、これから飽きるほどくぐる学校の門の前でスマホ片手にわざわざ長蛇の列を作っている親子たちの姿を間近に見なくて済んだので良かった。

けれどそんな親父にも気になることが一つだけある。それは担任が誰かである。もちろん名前を聞いても分かるわけがない。が、長女の時に味をしめた、若い女性教師と夏の夕暮れ、小さな子供用の机に向かい合って汗ばみながら語り合う個人面談の一時を期待しているのだ。
そんな父の期待を底まで見抜いてか、一昨日10時30過ぎに帰宅したらまだ起きていた次女と長男が玄関にやって来て、2人して「父ちゃん喜べ。どっちも女先生だったぞ!」と報告したのだ。くたびれた親父の顔にはにわかに生気が蘇り、思わず「でかしたぞ!お前たち」と言って2人の頭を撫でてやった。入学式はスルーしたが、個人面談の時は何としても時間休を取れるように調整せねばと心に誓ったのだ。

ちなみに息子の担任は昨年次女がお世話になった先生で、やっぱり個人面談楽しかった。子どもの話は大してせず、バンドの話をしたものなぁ(笑)。他にも小学校には子どもたちの話に良く出てきて、母ちゃんもお気に入りのなかなか面白い同世代の熱血オッサン先生が居て(良い意味で浮いている)、その先生ともぜひ一度たぬき屋あたりで酒を呑みながら語り合いたいなぁなんて思っている(まだ一度もお話したことないけれど)。
親父はそんな風に呑気だが、母ちゃんは息子のアトピーのことで明日診断書を持って、校長先生、担任と話し合いに早速学校へ行かねばならない。
3人とも義務教育となったので今年こそ!と意気込んでいた就学援助は、現政権による生活保護基準引き下げのあおりを受けて、就学援助の所得基準も便乗引き下げとなり、またしても受けられないことになった。これまでギリギリのところで受けていた家庭は、突然切られてさぞや困っていることだろう。保育所問題が現在話題だが、この国はもう土台が腐ってしまっているから(って、そもそも土台はあったのか?)何もかもが問題だらけなのだ。政治と言う小手先だけで果たしてこの国は、世界は良くなるのだろうか?

今朝の便所で読んだ東京新聞1面の、元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏のインタビュー記事は良かった。政治と同時に変えるべき価値観を語っていて大いにうなずけた。

今宵のBGMは、だんだん盛り上がって来ましたボブ・ディランの2年前の来日ライブの海賊版CD。
基本的に今回のライブは前回を踏襲しつつ、さらに表現力豊かにボーカリストしているという話。以前のラフな演奏で気まぐれな選曲も大好きだったが、現在のディランを存分に浴びたいと思う。早く来い来い19日!

BGドリンクはトマトジュースでした。ではまた、ロケンロール!
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