周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ386 

2013/09/30
Mon. 22:13

先週27日(金)の東京新聞22面の川崎版に、10月の学校給食に出される秋田県産乾燥まいたけから1キロ当たり1.5ベクレルのセシウム(検出されたのは137で134は未検出)が検出されたと報道された。

そのまいたけは、明日(1日)まいたけごはんとして給食に出されるのだが、長女の担任は「親の指示で食べなくてもかまわない」と生徒たちに知らせたという。
新聞によれば、市の教育委員会健康教育課は「求める保護者がいれば、混ぜる手前のご飯を用意することも可能だろう」と語ったとのことだが、事前にそのような連絡は学校から無く(なにせ10月初日の献立なのだ)、ぼくら夫婦共その新聞記事を今日まで見落としてしまっていた(近所の人に教えてもらって知った)。

それで、急きょ夕飯の時に家族会議を開く。
基本的に我が家は微量であっても、学校給食から検出された場合は残させて食べさせないという方針。それは、子どもに微量でも摂取させたくないだけでなく、検出されても学校給食に出すことを見送らず、「危険を知ることが大事」という現市長の方針を変えない川崎市への抗議の意味もある。

しかし、今回は主食のご飯であり、前回の冷凍ミカンの9.1ベクレルよりさらにかなり低い値(そもそもの高い基準値は100ベクレル)。母ちゃんもぼくも「う~ん」と唸りつつ悩む。茜は「ご飯は残しにくい。お腹減るし周りと違い過ぎるのもちょっと…」と言う。
ぼくは、「学校に朝連絡して家で作ったおにぎりでも持たせたら」と提案したが、二人の娘はまいたけご飯を食べたいと言う。

それから教育委員会のHPで今回の検出結果を母ちゃんと吟味して、摂取量にして一人3グラム、人体に与える影響線量が0.000045マイクロシーベルトであることを考えると、この線量程度はおそらく市販の検出限界値の高い食品などからも摂取しているだろうし、日本に生きる上では避け得ない値であると判断して、引き続き川崎市教育委員会に「わずかでも検出された食品は学校給食には出さず、大人が食べる役所の食堂などに出してほしい」と抗議要望することで、娘二人には「今回は食べてもかまわない」と伝えた。

当然、我が家の判断が正しいかどうかは分からない。「とんでもない」と思う親もいれば、阿部孝夫市長のように「気にしなさんな」と意に介さない親もいることだろう。正直一々悩むのは面倒くさい。しかし、もうこの原発事故国で子を産み育てるということは、子どもに何を食べさせるのかを悩み考え続けることも、親としての避けられない責任の一つなのだ(殊に無責任な体制下において)。ぼくはそれについて考えないこと(出す結論がどうであろうと)は許されないと思うし、完璧にそれを引き受けない環境を求めることにも賛成しない。もちろん子どもには引き受けさせたくない。が、100%ゼロの被爆はもはやあり得ない。

子どもたちには、毎回こういうことがある度に一々考え悩む両親を見せて行きたい。それもこれも大好きなこの街で生きて行くために必要なことだから。

10月27日に川崎市長選がある。やりたい放題やった阿部孝夫は引退するが、ちゃっかり自民、民主、公明のクソッタレ相乗り後継者を用意している。蟷螂の斧の我が一票をクソッタレ連合にふるいたいと思う。

今宵のBGMは、ボブ・ディランの話題のブートレグシリーズVol10「アナザー・セルフ・ポートレイト」2枚組通常盤。先日のスペースCライブのSEでも使い毎日聴きまくっています。個人的にこの時代のディランのアコギの乾いた音の感触が大好き。セルフ・ポートレイトも元々好きなアルバムだけれど、今回別テイクがたくさん収録された「新しい夜明け」も実は大好きなアルバムで、19歳の秋から冬にかけて毎日聴いていた。このアルバムの、どことなく世間から距離を置いた歌世界が、知多半島で暮らす自分の日々とすごくしっくり来てずいぶんなぐさめてもらった。そう、この時ぼくは人生で最も孤独な日々を過ごしていた。

BG酒はホワイトハイボールでした。ではまた、ロケンロール!



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2013-09