周辺暮らしのロケンロール

関東を中心に活動中のごちゃまぜロックバンド、五十嵐正史とソウルブラザーズの公式ブログ

ロケンロールライフ86 

2011/08/30
Tue. 22:56

我が家の近隣では、前回ここに書いた、近所の多摩川沿いにある稲田公園市民プール脇で発見されたホットスポットの話題で持ちきりだ。

今日はK産党の独自放射線量調査の第二弾が行われ、家の母ちゃんも、団地のそばにある寺尾台第一公園の調査に前回同様立ち会った。
その公園は今回も問題ない数値だったが、その前に行った稲田公園の調査結果についても聞いたら、どうもそのホットスポットとなった汚泥が置かれていた場所だけが高濃度らしく、今はその出所不明な汚泥がいったいどこから誰に運ばれて来たのかが大きな話題になっているという。

そして、そのために近隣の聞き込みまで行われているとのこと。要するに何者かが高濃度汚泥を稲田公園プール脇に持ち込んだという筋書きになっているのだ。

このホットスポットを見つけたのは、市内の小学生の子を持つお母さんを中心にした市民団体。
東京新聞によれば、「自分達の身は自分達で守るしかない」と一念発起し、毎日風向きを調べ、子どもにマスクを着用させ、学校給食は食べさせず、プール掃除などの行事にも参加させずに、子ども達の被ばくを避ける努力をして来たそうだ(我が家の娘の通う小学校は、今年は例年のプールの清掃を兼ねたヤゴ捕りは中止した)。

その後、賛同者とプロジェクトを起こし、市内の怪しいスポットを独自調査し市に訴えて来た結果、今回の市行政と協同してのホットスポット摘発に繋がったとのこと。
プロジェクトは、今後も行政と協力して行きながら、汚染の状況を調べ続け安心な食べ物を選ぶ活動を続けると言う。

すべては子どもの未来のために。「目の前の行事に参加させないことより、将来的に病気などのつらい思いをさせることの方がかわいそう」と語るプロジェクト主催者の言う事は、もっともである。
そして、これは一つの生活信条として認められ、尊重されるべきだと思う。

だけど、「しかし」、とぼく個人は思ってしまう。自らの被害を避けることに全神経を注いでいるように見えるその姿勢に、どうしても疑問を抱いてしまう。ぼくはそうすることに、どうしても後ろめたさを禁じ得ないのだ。
もちろん、自分のためでなく子どものためであるゆえの姿勢なのだろうが(そうして沖縄等に移住した人も多いし)・・・。

そんなホットスポット汚泥持ち込みの犯人探しが始まった地域の状況を、ぼくはとうてい安心、安全に向けた第一歩とは思えない。逆に薄ら寒い世知辛さばかりを感じてしまう。
ぼくは汚れているのを薄々承知で娘らをプールに入れたのだ。なぜなら、もうどこにも逃げ場はないと思っているから(その中で避けるべくを避けるしかない)。

行政が正確な汚染状況を公表せず、適切な措置を怠ったことは非難されるべきだし、特に福島の人たちに必要のない被ばくをさせた政府、東電、安全委員会、保安院は犯罪者であると強く思っている。彼らがなんら責任を取ろうとしない態度に今も震えるほど怒りを覚える。彼らを人でなしとしか思えない。
けれど、その被災者の被ばくと自分達の被ばくをぼくは同列にはとても考えられない。

K産党の独自調査によらずとも、今のところ、3月以降の爆発などによる新たな放射能の大気中への大量飛散は認められず(代わりに海にだだ漏れ)、地表の残留放射能をどう避けるかがネックだ。
安易に、放射能軽視派が良く言う、心配し過ぎのストレスが逆に体に良くないと言うつもりはないが、あまりにも安全、安心を求める姿勢は、結局誰かを踏みつけにすることに繋がるのではと危惧しないではいられない。
安易に断じることなど出来ないから、ぼくはこのことを考え続けようと思う。

今宵のBGMは、ブルース&ソウルレコーズNo101の付録CD。今号はソウル名曲集!のっけから「ガッチュ、ガッチュ」のゴキゲンナンバーです。ぼくはあまりノリノリのソウルは聴かない方ですが、なかなか良いですな。気持ちイイです。

BG酒はキリン秋味でした。ではまた、ロケンロール!



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2011-08